曇り、28度、80%
ホーチミン、街のあちこちにパンやがありました。パンも、フランスパンから、プルマンブレッドまで揃っています。ケーキの種類も豊富です。フランス統治下にあったからでしょう。
バンミーと呼ばれる、フランスパンのサンドイッチ、こんな屋台でも左上にフランスパン風なパンがありました。もっと驚いたことに、ベンタイン市場という庶民の、野菜、肉、魚から洋服まで売っている市場の中に、ケーキの材料を専門に売っている店がありました。粉を売る店には、米の粉からパン用の強力粉まで売っています。今回の旅で、パンを食べたのは、ホテルの朝食だけでしたが、粉に惹かれて買ってみました。
初めて使う粉の時は、シンプルなパンにします。卵、バターを加えずに、粉の味、香りを試してみます。今回は、デンマークの、テーブルパン、ルンデンストック。
お湯を入れこね始めると、粉の温度が上がり香り始めます。んん?あまりいい香りではありません。この粉は、タンパク質が13、1%。しっかりした強力粉です。
確かに、ホテルでいただいたパンも、見た目はきれいでしたが、味は今ひとつでした。このルンデンストックもあまりおいしいとはいえません。
小麦の原産地は解りません。パン用の小麦粉は、日本にいると美味しいものが多種類あり、選択に困るほどですが、海外にいると、気に入ったものを見つけるのに苦労します。
翌日、日本の強力粉で同じルンデンストックを焼きました。全く同じ配合です。形は、ベトナムの粉の方がきれいです。ところが、焼き色、香り、味ともに日本の強力粉がいいと思います。