晴れ、27度、94%
フランスの統治下が長かった、ベトナムです。飛行機から見たホーチミンの街は、低い民家が広がっているように見えました。緑の田んぼの広がりを、想像していましたが、街が、近代化に向かっています。
上の写真は、サイゴン大教会。カソッリクの教会です。レンガ作りの19世紀末に造られた建物のようです。こういう大きな建造物にフランスの影響が見られます。
入り口を入ると、まるで西洋の駅舎を思わせる作りです。一番奥には、ホウ チ ミンの写真が飾られています。旅行先から、必ず、日本にいる息子にはがきを出します。いつも、地図で郵便局の確認を怠りません。そして、
大好きなポストです。ポストの色が、フランスと同じ黄色でした。郵便局と大教会は、近隣にあります。ホーチミンの町の中心部ですが、ご覧の通り二つの建物の背景に、高いビルなんて見えません。ところが、この一帯、建設中のビルがたくさんありました。今度来たら、景色が変わっているでしょうね。
どこに行っても、スーパーマーケット、市場に必ず足を運びます。市場の写真、私が、しっかり映っているので載せません。ここも、アーケ−ドの付いた大きな市場が、何カ所かあります。アジアの市場らしく、生鮮物から、衣料品、生活用品まで何でも揃います。
コーヒーのドリッパーと同じくらい、恋いこがれていたのが、蓮のお茶です。ベトナムの北が産地だと聞いています。蓮の花のおしべからにおいをもらうとか、作り方は定かではありませんが、緑茶です。マリアージュにも、蓮のお茶が売られています。でも、ベトナムで買うまでは、とぐっと我慢していました。
確かに、市場で見比べると、ほかのお茶よりお値段が高いようです。透き通った香り、たくさんは飲めませんが、東洋のフレーバーティーです。早速、帰って入れてみました。
紅茶でないところが、このお茶の清々しさを高めているように思います。バラの紅茶、ジャスミンの発酵茶、蓮の緑茶。花と、お茶が長い事、人々の体と心をいやして来てくれた事を思います。