晴、19度、84%
一夜干しの干物など好きな物の一つでしたが、年々塩っ気が強く感じられるようになりました。福岡にいれば新鮮なお魚が手に入ります。干物を買わなくなりました。ただ、ほっけの干物だけは求めます。新鮮なほっけは福岡では売られていません。ほろっとお箸で身が外れます。皮もパリパリに焼くと厚みがあってなかなかのお味です。
この干物のほっけをパスタと合わせました。味が薄い干物を探しますが、干物は干物です。パスタを茹でるときにお塩を入れません。以前、お素麺に合わせた時はあまりに塩っぱくなって驚きました。日本の乾麺はお塩が入っています。ほぐしたほっけとパスタを合わせるだけの簡単なものです。茹で上げたパスタにオリーブオイルを垂らして絡まりよくします。緑は庭のディルトパセリの花です。大きなほっけの干物はデパートの北海道展で求めますが、普通サイズのスーパーで求めたほっけなら2枚使うとちょうどいい量です。
先にほっけを焼いてその間にパスタを茹でます。茹で上がる頃にはほっけの身の準備はできて、皮は既にお腹に入っています。いたって簡単です。アジやサバの干物でもできますが、ほっけの身の外れ具合が美味しさの決め手です。