曇、18度、85%
日本に帰国した年の春にはいろんな保存食を作りました。昨年は反省して、主人が好きな「らっきょう」とジャムを数種類しか作りませんでした。作るとジャム以外は一年間決して蓋を取りません。昨年2年目の「らっきょう」を漬けてから、初めて作った「らっきょう」を食べ始めました。
あまりに「らっきょう」と主人が言うので今年は倍の2キロを漬けました。福岡では鳥取砂丘の「らっきょう」が一番いいと言われています。大きな「らっきょう」です。昨日塩水につけて2週間経った「らっきょう」の蓋を開けました。 いよいよ本漬けです。蓋を取ると「らっきょう」の発酵臭がします。乳酸菌発酵です。白い泡までもぷくぷく。「らっきょう」が発酵食品なのは私でも理解できます。一年間蓋を取らないので、「らっきょう」にもつけ汁にも熱を加えません。よく洗った「らっきょう」に蜂蜜とリンゴ酢を注いで唐辛子を入れて蓋をして一年待ちます。 最初の年に作った「らっきょう」はもうありません。残ったつけ汁は料理に使い回します。
八百屋さんの店先で「南高梅」を見ました。地元の梅より小さいのですが、よく熟していい匂いです。食べもしないのにこのいい香りに誘われて梅干しを作り始めました。 一昨年の「梅酢」を誘い水に使ったのでそろそろ水が上がります。家の梅はジャムにしました。 枇杷はたくさんなっていますが、種、皮を取り除くと残る実はほんの少しです。咋秋、木を切り込んだ梅の実は大きく育ちました。枇杷も木を切り込むと大きな実を付けると思います。
ジャムを作るのに待っている果物があります。「あんず」です。果物屋さんの前を通ると必ず「あんずあります?」と尋ねます。今年は「あんず」に散財してたくさんジャムを作りたいと思っています。