チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

たけのこのリゾット

2020年04月18日 | 昨日のお昼ご飯

曇、14度、78%

 毎年この時期になると「たけのこ」をいただきます。皮も取ってありすぐ食べれるようにした「たけのこ」がクール便で届きます。 季節のものをいただくのは嬉しい。帰国してびっくりしたのは、一年中真空パックに入った「たけのこ」が売られていることでした。「たけのこ」が春の物ではなくなっています。香港では「たけのこ」が市場にで始めるのは秋でした。中華料理でも「たけのこ」は重宝されます。

 荷物を解くと「たけのこ」を目の前に置きさてどうやって食べようかと考えます。決まって先端の柔らかいところはお刺身にします。若布の新物も出始めています。根本の筋張ったところは煮物です。「たけのこ」は主張の強くない食べ物、味も匂いも春のように優しい、歯応えが命だと思います。

 リゾットを作ることにしました。たまたまリゾット用のお米を持っていました。 リゾット用のお米は日本米と同じショートグレインです。粘りを出さないリゾットを作るにはお米を洗わずに作ります。お米と「たけのこ」をオリーブオイルで炒めて、熱々のスープを注いで炊き上げます。

 「グリーンは何を添えようかな?」と庭のハーブの一角を見ました。イタリアンパセリなら当たり前、オレガノでアクセントをつけてもいいなあ、でも今が旬の山椒を使うことにしました。「たけのこの煮物」に欠かせない山椒です。

  オリーブオイルが香るご飯と「たけのこ」は想像していた以上の美味しさです。たけのこご飯だと味付けご飯の味が前面に出でるところですが、リゾットだとオイルをまとった「たけのこ」とアルデンテに炊き上げたご飯の合わさった味がはっきりと見えてきます。山椒の香りも邪魔をしません。和洋折衷のたけのこのリゾットです。「イタリアにもたけのこってあるのかなあ?」などと考えながら「おごちそうさま。」

 たけのこ料理に新しい一品が加わりました。もう1本「たけのこ」があります。この春はたけのこのリゾットがテーブルに上る機会が多そうです。

 

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