チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

クラムチャウダー

2020年05月03日 | 昨日のお昼ご飯

雨、20度、92%

 あさりの季節です。小さい頃はよく潮干狩りに行きました。今年は海辺でも地区の方が出て出来るだけ人混みにならないように注意されているとニュースでは伝えています。売られている「あさり」を見て思います。「こんなに小さかったかな?」もう少ししたら大きくなるかもしれないと思うものですから、ついつい季節を逃していました。

 香港には「白あさり」がやはりこの季節売られていました。あさりでもやや大ぶりです。海の底に生活するあさりです。主人は衛生的にと思ってかいつも日本の真空パックの「あさり」を買って来てくれていました。けど、私はこの「白あさり」が大好きでした。身のプリッと感が違います。ボンゴレにして食べるとパスタが「あさり」の旨みを吸って幸せでした。

 今年は季節を外さないように「あさり」を買いました。さて何を作ろうか?「クラムチャウダー」でまずはたっぷりと。「クラムチャウダー」は昔からの我が家の定番ですが作り方が大きく変わりました。昔は小麦粉でつないだベシャメルソースを伸ばし入れていましたが、最近ではさっぱりと小麦粉は使わずにおいもなどのでんぷん質で緩やかなとろみをつけるだけです。一番肝心なのは「あさり」のジュースをしっかりと取ること。「あさり」に火を入れすぎないこと。

 蓋をしたお鍋から「あさり」が開く音がし始めると、あの潮のいい香りがして来ます。ジュースは取り分けて、身は殻から外して。野菜とベーコンを「あさり」のジュースで煮てクリームを注ぎ「あさり」を鍋に戻します。この「あさり」の香りが命です。味も「あさり」とベーコンの塩加減で十分。クリームとベーコンがコクを出してくれています。 

 もともとアメリカ東沿岸の漁師さんのご飯だった「クラムチャウダー」だそうです。お腹持ちがよく、海風に吹かれた体を温めてくれた食べ物です。

 磯の香りがする食べ物はこの新緑の頃に重なります。「あさり」の横に小さな「サザエ」が売られていました。お次は「サザエ」を食べてみよう、もちろん「あさり」も「サザエ」も地元の海で取れたものです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする