曇、19度、82%
5月も終わりになるとバラのピークを過ぎます。急に彩りのなくなった庭はさみしくも感じます。バラの株元にはバラが終わった後に咲き始めてくれそうな草花を植えています。「カンパニュラ」や「ジキタリス」、1年中小さな花を咲かせる「源平小菊」などです。「ジキタリス」を植えたのは2年前、始めの年はさほど大きくならず花を付けたのにナメクジに食べられました。昨年は立派な葉がたくさん出てきたので花を期待していたのに、花はつきませんでした。今年も大きな葉が広がるように出てきました。花芽もぐんぐん伸びて来て高さが70センチほどになりました。そして、あっという間に花を咲かせました。「ジキタリス」の上にはバラたちが満開です。
バラが終わった後に楽しむつもりの「ジキタリス」が、バラを避けながら花咲かせています。直径が10センチを超える大輪のバラは首を垂れます。バラとジキタリスの競演です。
毒性がある「ジキタリス」です。大きく育った「ジキタリス」は存在感があります。もう一本白の「ジキタリス」が奥に植わっていますが、バラの花影に隠れて見ることができません。こちらも今年は大きく成長しました。
「ジキタリス」の花一つ一つは覗き込むとまるで幻想的な世界です。 今日午後から雨が降り出します。この雨でバラたちは盛りを過ぎます。花期の長い「ジキタリス」がやっと脚光を浴びるのもこの雨の後です。