晴、17度、86%
友人が持参で我が家に持ってきてくれたバラが咲きました。3年前、私がこの庭に最初に植えたバラです。つるバラで小さな花を付けると教えてくれました。挿し木で彼女の家のバラを分けた株でした。バラの様子を想像して植えたのは庭を仕切る塀沿いです。この仕切りの塀の上を這わせようと思いました。 見事に私の予想は的中しました。ぐんぐんツルを伸ばして少なくとも3メーターは塀の上を這っています。
大バラよりのひと月遅れて蕾が付きました。小さな蕾が群生しています。咲き始めるまでに蕾はずいぶん落ちました。適度な花数にするための自然現象だそうです。大バラはピークを過ぎて、2期目の花が咲いているものもあります。今からは「ピンクサマースノー」が庭の主役になります。 株元から左右に枝を伸ばすようにしました。一年一年花数も増えています。今年の年明けにはぐっと長めの枝を刈り込みました。枝を切ることで体力温存、さらに伸びる勢いを持ちます。
座敷から居間から寝室からどの部屋からもこの小さなバラの様子が見ることができます。 朝に夕に雨が降っていても花を見に庭におります。
自宅にずっといた間、庭の花たちが重苦しい気分を払拭してくれました。「サマースノー」は香りはありません。房なりのつるバラの可愛さを教えてくれます。花屋で売られているバラと庭咲きのバラとでは違います。