晴、18度、82%
「からすみ」がイタリアの食材でもあることを知ったのは近年のことです。そのまま食べても美味しい「からすみ」をふんだんに使ったスパゲッティーは濃厚な味がします。カルボナーラ風に作ったり、あっさりとレモンとおろし「からすみ」を和えるのも好みです。
思い付きでお蕎麦とからすみを合わせてみました。おそうめんやおうどんなら在り来たりで相性がいいのはわかります。一癖香りも違うお蕎麦ならどうかな?と想像が膨らみました。歯応えが残るほどに茹でたお蕎麦とすりおろしたたくさんの「からすみ」を薄めのお味のお出汁でいただきました。「からすみ」の塩はきついものもあります。出汁を付けるのではなく、出汁をかけてかき回して食べました。温かなお蕎麦の上で「からすみ」を擦り下ろすと磯の香りが立ち上ります。擦り下ろした「からすみ」はねっとり感がなくすんなりとお蕎麦に絡みます。
庭の「ポリッジ」の花と「ナスタチューム」の葉っぱを添えました。日本食のツマに使う[花ジソ]は秋口まで待ちます。それまで庭の食べられる花や葉っぱを添えてみます。
急に暑くなった日のお昼ご飯でした。「からすみ蕎麦」少なく盛れば突き出しにも使えそうです。