チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

干し柿

2020年11月02日 | 日々のこと

雨、18度、86%

 友人が庭の渋柿を送ってくださいました。「植木屋さんが入って、柿を取ってくれました。干し柿を作られますか?」手間がかかることですから前もって尋ねてくださいました。「厚かましくいただきます。」

 小さい頃はネットリする干し柿が好きではありませんでした。柿色もシワシワも苦手でした。子供を産んだ頃から干し柿のシーズンが楽しみになりました。「市田柿」「あんぽ柿」自分で作りもしないのにお値段の張る「干し柿」を買いました。

 柿は日本しか食べない果物だとずいぶん以前に聞いたことがあります。香港では柿の木を見たことはありませんが、中国から入ってくる「干し柿」は一年中売られていました。「柿餅」と呼ばれます。「柿餅」はどこにでも売られているわけではありません。乾物屋でたまに見かける程度です。「柿餅」は日本の「干し柿」より大きめで硬さも様々でした。このまま食べるのか?スープに入れるのか?知らないままです。

 送られて来た渋柿、程よい大きさです。「少なめにください。」とお願いしてあったのに結構な数です。枝のところもT字に切ってくださっています。皮をむいて吊るすだけです。初めての「干し柿」作りです。

 昨年の今頃、「干し柿」が気になりました。売ってる「渋柿」は数が多くて手が出ません。よそのお宅に吊るされている「干し柿」の様子が好きで立ち止まって眺めるほどです。よくよく見ていると、不思議なことにマンションのベランダに「干し柿」が干されている光景はほとんどありません。「干し柿」はぶら下がっているのはほとんどが家の軒先でした。「何故だろう?」

 友人から「カラス」にご注意と知らせを受けます。確かに家の周りはカラスだらけです。軒が深いので流石のカラスもここまでは入ってこないと思います。

 自分の家の軒先に「干し柿」がぶら下がりました。大好きな光景です。 

乾燥が続いて晴れ上がる空の色とのコントラスト、寒風に吹かれる様子も好きです。あちこちから眺めては写真に収めます。 

 「いつになったら食べられるかしら?」待ち遠しい手塩にかけた「干し柿」です。

コメント (3)
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