雨、16度、97%
主人が昨夕、香港より帰宅しました。家に着くと荷物を開けるのが一大事です。私が喜ぶだろうと「チーズ」次々に出て来ます。珍しい中華菓子も出て来ます。香港に私が住んでいた頃は、日本への出張から戻って来る主人の土産が楽しみでした。あの頃も今も、主人のスーツケースの横で出て来るものに歓喜します。
今月はモモの命日が来ます。香港生まれ、香港育ちのモモが好きだった花は「フランジパニ」です。ハワイのレイで有名ですが、東南アジアでもたくさんみられる花です。甘い香りが強く、花びらの柔らかさ、色合いは心和みます。高い木に咲く花ですので落花しないと気付きません。モモが香港にいた頃は主人が朝の散歩で両手一杯に「フランジパニ」を持って帰ってくれました。主人が差し出した手の花を毎朝「クンクン」としました。ちょうど今ごろから香港では「フランジパニ」が咲き始めます。その蕾をそっと包んで持ち帰ってくれました。直ぐにモモに供えました。香港では「フランジパニ」は花屋では売っていません。直ぐに花がコロリと落ちるからでしょうか?主人はきっと木に手を伸ばし蕾をとってくれたのだと思います。
香港は世界中の果物が集まります。父母の供物にと「マンゴスティン」を持ち帰ってくれました。「果物の女王」とも言われる「マンゴスティン」です。 早速供えました。
我が家にも小さな「フランジパニ」の木があります。冬は家に入れないと越せません。それで鉢植えのままです。花が咲くのはまだ先のことです。冬は落葉します。その新芽がやっと出始めました。
家の空気が一気に香港の色に染まります。主人が私を思って選んでくれた土産の数々です。
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