雨、16度、89%
日本でエコバックが定着したのはここ10年ほどでしょうか?欧米ではそれより以前、30年ほど前からエコバックを推奨していました。最近のエコバックは軽くてデザインも豊富です。以前の欧米のものは、コットンや麻で作られていました。
「ポワラーヌ」はカンパニューのパンで有名なフランスのパン屋さんです。確か、伊勢丹ではクッキーなどの取り扱いがあります。「ポワラーヌ」は日持ちのするカンパニューを昔からアメリカなどに送っていました。香港でも「オリバース」という高級食材店に週2回ほど届きます。スライスして売るようになって一度求めました。丸のままは手が出ません、お値段が高いのです。しっかりした焼き色、香ばしさ、噛み締めると歯応えがグッと来ます。ボソッとしているのではありません。その「ポワラーヌ」が麻のエコバックを出していました。今のようにポチッとすれば世界中の品が手に入る時代ではありませんでした。おそらく私が海外のものを取り寄せたのは「ポワラーヌ」のエコバックが初めてでした。
支払いは終わっているものの本当に送られてくるか心配でした。支払い方法は「PayPal」でした。注文して数日で送られて来ました。感激したのを忘れられません。大きめのエコバック、小さな私に合わせてバックも持ち手も縫い詰めました。香港の市場での買い物は肉や魚から血が漏れることもあります。シミをたくさんつけてしまいました。7年前帰国する時、主人に使ってもらおうと置いて来ました。
主人はよく使ってくれたのでしょう、先日持ち帰って来た「ポワラーヌ」のエコバックの持ち手はボロボロになっていました。 新しい布で作り替えようと、考えていました。
使用頻度は高くないのですが、kitchenaidのスタンドミキサーがあります。 戸棚にしまってあったのですが、出し入れの重さが腕に負担に感じるようになりました。10キロほどはあるかと思います。ワゴンの上の出しておくことに決めました。窓辺のワゴンの上では埃や日焼けが心配です。カバーを作ってと思っている時、「ポワラーヌ」のエコバックが頭にピンと来ました。色は地味で目立ちません。周りの雰囲気を壊す心配なし。昔、私のために縫い詰めたところを丁寧に解くとピッタリサイズです。
シミもついていますが、丈夫な麻布です。文字は逆さま。 「ポワラーヌ」のような美味しいパンが焼けますようにとの思いも込められています。
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