チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

コロコロ海老の天ぷら

2021年05月11日 | 昨日のお昼ご飯

曇、19度、90%

 中華料理は地方ごとに特色があります。素材はもちろん、味付けも気候風土で変わります。上海から広東省にかけての料理に小エビを使ったものが多くあります。日本ではエビチリ、エビマヨなどこってりした海老料理が中華料理と思われがちです。この小エビ料理はさっぱりと炒められたり、蒸されたり、揚げ物で出て来ます。この小エビが「川エビ」を使ったものだと知ったのはずいぶん後になってからでした。

 口に広がる海老の甘さが海のエビとは確かに違います。弾くような身の感触も海のエビよりプリッとしています。生姜だけでさっぱり炒められたものは一番そのうまさを感じます。きちんとしたレストランで真っ白なお皿にこんもりと盛られた小さな海老はキラキラと輝いていました。皮付きで蒸されたものは海エビもあります。添えられるのはさっぱりしたお醤油です。小エビの天ぷらには花山椒の塩が添えられます。

 日本は海老好きな民族だそうです。どこに行っても大きな海老が売られています。ひと盛りいくらの小エビなどありません。先日小指ほどのエビを見つけました。「川エビ」の天ぷらを思い出し早速この海エビの皮を剥きました。 「川エビ」の天ぷらはこの4分の1ほどです。揚げながら口に放り込みます。「やっぱり甘み、身の弾力が違うなあ。」

 中華料理の素材の持ち味を損なわずに調理したものは本当に美味しいものが多いと思います。地元で採れた白身魚を蒸しただけでおかずにしたり、そんな料理を懐かしく思い出します。脂ぎった料理も中華料理、寒い地方へ行けば辛い料理も出されます。今まで美味しいものをたくさん食べて来ました。旅行が出来るようになったら「川エビ」の炒め物が食べたい!幾つになっても食い意地ばかりです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母の日

2021年05月10日 | 日々のこと

晴、17度、84%

 昨日早朝に息子から電話が入りました。「何かあったのかしら?」と取ると「今日は母の日だから。」内心「なんだあ。」と安心。

 私の誕生日、クリスマス、母の日など贈り物はいらないと息子家族に伝えてずいぶん経ちました。若い一家です。私に何か使うお金は自分たちに使って欲しいと思います。それで電話をかけて来たのでしょう。「母の日おめでとう。」と言葉をかけるのもおかしなもので、「母の日ありがとう」だと思います。「おめでとう」も「ありがとう」もない息子からの電話でしたが、電話を置いた時気持ちは温かくなっていました。

 一昨日、義母の施設から日用品の不足が伝えられて来ました。母の日にお花と一緒に届けることにしました。ここ数年庭のバラを切って持って行きました。今年は途中お花屋さんでカーネーションを求めました。母の日当日、カーネーションはほとんど売り切れでした。しかも一本づつ包まれています。主人と私からという意味で2本求めました。折良くコロナワクチンの接種券も届いています。この状況下、母の顔を見れなくなって久しくなりました。係りの方に託けするのみです。

 母として「母の日」を祝ってもらう、義理であろうが娘として「母の日」を祝う、二つの立場の「母の日」です。二つの立場の「母の日」が続いて欲しいと願います。「世界中のお母さんありがとう。」

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つばくろの香合

2021年05月09日 | 身の回りのもの

晴、20度、84%

 夏への模様替を始めました。涼しげの一つ手目、爽やかに見えるものへと家の調度品を替えて行きます。大きな壺などは父母たちから受け継いだものもあります。

 書院棚に香合を出しました。お茶も香道もするわけではありませんが、蓋つきの香合が好きでいくつか持っています。夏が近付き出して来るのは、染付けの伊万里焼です。これは母が大事にしていた物でした。母を施設に入れたその日に私が香港に持ち帰りました。母がこの香合を求めて帰っ来たまだ中学生だったその日を覚えています。私もずっと好きなものでした。

 毎年出して来ては手に取って眺めます。蓋中央に鳥の絵があります。羽の形から私は「つばくろ」だとずっと信じています。「スズメかもしれない?いや、この飛ぶ格好はつばくろだわ。」と毎年。そして目玉の大きい「つばくろ」を見つめます。滑稽な目玉です。今年初めて母もこの「つばくろ」が好きだったに違いないと思いました。こんな思いに至ったのは初めてのことでした。

 父母からの物で残した品も再び整理しています。本当に好きなものだけを手元に置こうと思っています。父母たちが手に取ったもの、私が手に取り何かが伝わって来ます。自分を振り返るいい時間です。 母が好きだった「つばくろ」香合はずっとそばに残します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マリメッコの生地でスカートを作ってもらいました。

2021年05月08日 | 身の回りのもの

晴、17度、86%

 25年ほど前です。MIUMIUのスカートを買いました。すごく高いスカートだったのでやっと手に入れたのはアウトレットに出てからです。巻きスカートで、裾と脇には大きな共布のフリルがついています。ちょうど膝が隠れるほどの丈です。蒸し暑い香港では長いスカートは熱が籠ります。厚手木綿のこげ茶と紺を買いました。

 好きで好きでやっと手に入れたスカートです。その後5年はほとんどこの2枚のスカートを履いていたと思います。日差しの強い香港です。だんだん白けてきました。主人が「頼むからそのスカートは履かないで欲しい。見っともない。新しいのを買いなさい。」と言いました。仕方なく捨てずにモモとの散歩着にしていました。ほとんどの服はウェストや肩山を合わせて貰うために「お直し屋さん」に持って行きます。長い長い付き合いの「お直し屋さん」でした。ある時、「同じ型のスカートを作ってくれる?」と聞くと「特別にいいよ。」と言ってくれました。生地を探してMIUMIU のスカートをつけて頼みました。毎年2枚は作ってもらったと思います。木綿ですから腰が抜けると普段着にします。

 帰国して、紺の厚手の生地を見つけました。MIUMIUのオリジナルに似た生地です。やっと見つけた仕立屋さんで同じものを作ってもらいました。 やはり日本です。仕立て料が高い。でも今年急に思い立ってマリメッコの生地でまたしても同じ巻きスカートを作ってもらいました。家のテーブルクロスにも買わなかった一番ポピュラーな「ウニッコ」の柄です。「ウニッコ」はポピーです。色合いに惹かれました。黒、緑、白。思ったより早く仕上がってきました。2回目です、仕立屋さんが仕立て料をおまけしてくれました。

 この一年服は新調していません。いいかな?この出費。でも福岡も月末まで「緊急事態宣言」が出ます。このスカートのお出ましは来月です。久しぶりの新しい服にニヤニヤ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松葉菊

2021年05月07日 | 

曇、19度、75%

 「松葉菊」、地面を這うようにして伸びる茎に咲く小さな菊の形をした花です。 葉っぱはやや肉厚の多肉植物に似ています。小さい頃どこで見たのか「松葉菊」が一面に咲いている場所がありました。母は花を育てる人でなかったのでこの家でないことは確かです。いくら考えても思い出せません。ただ、「松葉菊」の名前を教えてくれたのは母でした。光るような花びらがずっと心に残っています。

 この時期「松葉ボタン」も見かけます。同じように地面に這うように丸いかわいい花を咲かせます。似ていますが、別種だそうです。「松葉菊」を玄関前に植えたのは主人でした。主人は「ポーチュラカ」だと言われて買ってきたようです。いくら「松葉菊」と言っても聞き入れてくれません。主人には「ポーチュラカ、」私には「松葉菊」です。大きく広がったのに、フェンス工事の人が心なく踏み荒らしてずいぶん小さくなりました。そこで私が小ぶりな「アイビー」を同じ場所に植えました。「アイビー」は繁殖力旺盛で一年中緑です。「アイビー」の緑の下の「松葉菊」が今年も陽の光を受けて咲きました。昼間だけの花です。白や黄色も植えてはずですが、この赤だけが残っています。印象強い赤の「松葉菊」です。

 小花が群れて咲く様子は大輪の花と同じくらい好きな光景です。バラのフェンスの足元にこんもりと一年の大半花を咲かせる「源平小菊」 咲き始めはピンクですが白へと色を変えます。チューリップの根元に植えた「ネモフィア」は昨年のこぼれ種から芽生えた白に紫のふち模様入りも咲いて、 ブルーとともに庭の縁を飾ってくれました。

 小さな花が一つでも咲いていると、心和みます。固まってたくさん咲いていると、小さな景色を作ってくれます。庭を見て回る楽しみの一つです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コスタボダのぽってりしたガラスの器

2021年05月06日 | 身の回りのもの

晴、13度、84%

 食卓にガラスの食器が上るようになりました。割れやすいガラス食器ですがガラスの持つ輝きや手のひらに伝わる感触は焼き物とは違います。最近は薄い薄いガラスが流行りだと聞きました。薄い薄いガラスの危うさも好きです。カットグラスの光を反射する様子も好きです。色ガラスを通して明かりを見るのも好きです。この5月特に好んで使うのが、スウェーデンのコスタボダの小さなボウルです。

 コスタボダはどちらかというとぼってりと厚いガラス、透明感よりスモーキーなカラスを使ったものが多いように思います。お家遣いの普段のガラス食器です。 ぽってりガラスに描かれた葉っぱもぽってりとしています。ルッコラに似ていなくもないなあ。台所にこのガラスが出ているだけで気持ちが明るく感じます。このボウル、一人用のサラダボウルにしては大き過ぎ、二人用では小さ過ぎ、使い方に頭を悩ます存在です。時にはラーメンを入れて食べます。サイズとしてはちょうどよくお丼のラーメンとお味が違って来るから不思議です。流石におうどん入れたことはありません。

 暑からず空気の澄んだこの季節に度々登場のこのボウルですが、本格的な夏になると透明度の高い薄いガラスに置き換わります。このひと月、さて何を盛ってあげようか?「5月のガラスボウル」です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お花!!

2021年05月05日 | 日々のこと

雨、18度、90%

 気候が良くなりました。歩くのに気持ちの良い季節です。ちょっと遠い買い物も歩いて行くことが増えました。よそのお家のお庭を眺めるのも楽しみです。町によって変わる風の匂いもこの季節ははっきり感じます。

 数日前、雨が上がったのでそんな散歩に出かけました。私みたいな人が多いのか道を歩く人の多いこと、これでは感染者数が減らないなあと思います。向こうから花を片手に歩いて来る女性がいました。同年輩のように思います。すれ違いざまに花を見ると「ポリジ」でした。裸のままの「ポリジ」を数本握っていました。「ポリジ」は切るとすぐにしんなりします。切り花で花屋さんで扱う花ではありません。「どうしたのかな?」「ポリジ」のことは忘れてしばらく歩いていると、道脇の階段に花が置かれているのが目の隅に入りました。「?」一度は行き過ぎて、再び戻りました。

 「お花!!お好きな方は、ご自由に、お持ちください。」と書かれた小さな黒板、かわいいバケツにはお花が2種類、名札もつけていました。この階段は個人の家につながっているのか、普通の道なの知りません。階段の上を見上げて、どんな方がこの花を置いたのか想像します。

 庭に思ったより多く花が咲くと時には邪魔臭くなることもあります。バサバサと切って家に飾ってもまだ余る、そんな時、こんな素敵なことを思い付かれたのかもしれません。花が置かれている様子といい、黒板の字といい、ほのぼのとしています。

 この花を喜んで持ち帰っていた女性も私と同年輩、もしかしたら花を置いた方も同年輩ではと想像します。帰りはいつも違う道を歩きます。すっかり忘れていた「お花!!」、家に帰り着きスマホの写真の中に見つけた時は、再び顔がほころびました。「お花が全部もらわれて行ったかな?」

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「坊ちゃんのお嫁さん」

2021年05月04日 | 日々のこと

晴、14度、78%

 高齢者のワクチン接種がそろそろ始まります。義母の施設から接種は施設内で行うので郵送されて来る「ワクチン接種券」を届けて欲しいと連絡を受けました。主人の実家の郵便物の点検は月2回ほどの私の仕事です。郵便物は官公庁からの物ばかり、私信など一つもありません。チラシでいつもいっぱいです。

 「ワクチン接種券」はまだ届いておらず、いつものように家に入り戸締りを確認します。お天気が良かったので裏庭に回りました。草ぼうぼうの庭にアヤメが一輪咲いているのが見えました。雑草をかき分けて手折ったつもりが根っこまで付いて来ました。すると木戸口で「下川さん、おられますか?」と大きな声が聞こえます。家の前に停めたままの車が邪魔になっているのかと急ぎました。

 木戸口を開けるとワイシャツ姿の品のいいおじいさんが立っていました。おじいさんは私を見て一瞬戸惑います。間があって、「坊ちゃんのお嫁さんですか?」と聞かれました。瞬間、「坊ちゃん=64歳の主人」と理解しました。「はい、どちら様でいらしゃいますか?」と私。「隣の者です。」とそこからは義母の近況などを尋ねてくださいました。

 この家に嫁いで来て43年、地元に住んだことがなく主人の実家のご近所の方で知っているのは右隣のご主人だけです。義母と一緒に歩いていて声をかけてくださった方もすぐにお顔もお名前も忘れてしまっています。幾度か姿をちらっと見た左隣の目の前のおじいさんはすっかり失念していました。耳が遠いのでしょう、大声で町内のお知らせに目を通して欲しいと言葉を残されて帰られました。

 高齢者の住まいが空き家になると近隣の方達は火事などを心配なさっていると思われます。左隣のおじいさんも車が止まっているのを見て急いで出て見えたのだと思います。小さなことですが、昨年配布された「マスク」はポストから姿を消していました。どなたか家の事情を知る方が持って行かれたのでしょう。マスクが品切れの時期がありましたから。

 帰りの車の中、「坊ちゃんのお嫁さん」この言葉を繰り返していました。90歳を過ぎた方から見れば64歳の主人はまだ「坊ちゃん」なのでしょう。主人の今の顔を思い浮かべて、クスリと笑います。優しい響きの「坊ちゃんのお嫁さん」こんな言葉が出て来るおじいさんのお人柄も偲ばれます。そして何より「坊ちゃんのお嫁さん」こと私です。初めてこんな嬉しい呼び方をされました。

 一輪のアヤメと共に「坊ちゃんのお嫁さん」は心に残る言葉になりました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ココです。「下川ココ」になって4年になりました。

2021年05月03日 | ここ

晴、10度、90%

 モモを失って4日目、モモに会わせるつもりだった「ココ」が我が家にやって来ました。主人と二人で東京から一人飛んで来た「ココ」を迎えに行きました。福岡はちょうど「どんたく」祭りの最中、ここ数日のように急な雨の中を空港に向かいました。

 荷物受け取りカウンターの奥からピンクのクレートに入って出て来たココは既に9ヶ月でした。いえ、9ヶ月だからこそ「ココ」を我が家に迎えることにしたのです。月齢が進めば進むほど子犬たちはもらわれて行くチャンスが減ります。そして何よりモモが我が家に来たのも9ヶ月だったからです。空港からの帰りの車の中でクレートから出してやろうとした主人がびっくりしたのが今も印象に残ります。とにかく力強くて大暴れでした。すぐにクレートに押し戻しました。

  初めてのお散歩の時の写真です。健康診断に連れて行くと「太らせてください。」と言われました。パグですから与えれば与えただけ食べます。順調に太りました。ショップでの生活が長かったのにトイレシートでのトイレはしません。悪戦苦闘でした。散歩の時は人に声をかけられれば大喜び、擦り寄って行きます。

 4年、すっかり大人のココです。お顔もおばちゃん顔になりました。得意技の独特な座り方も板について来ました。トイレは絶対外でしかしません。家の庭でしなさいと言っても外の道端でないとしないといった頑固ぶりです。おもちゃで遊ぶこともほとんどなくなりました。4歳なのに、寝てばかりです。でも、私にずっと寄り添ってくれています。ココがいなかったら、モモをなくした悲しさから立ち直ることができなかったと思います。「ありがとう、ココさん」

 もうすぐ5歳になります。そして時に火が付いたように大暴れを始めます。大暴れはココの原点です。今でも変わりません。「ああ〜、始まった。」

 「下川ココです。これからもよろしくお願いします。」

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バラが咲き揃いました。

2021年05月02日 | 

晴、14度、60%

 今年は陽気のせいでどの植物も花をつけるのが早いと感じます。すっかり咲きそろった裏庭のバラです。全部で9本のバラを植えました。バラを育てるのは初めてのことで、どこにどのように植えるか、果たして思うようにバラが伸びてくれるのか、植え付けた4年前は半信半疑でした。バラの成長は思ったより勢いがあります。少しづつ私の思うような形になって来ました。

  塀を這う赤いバラの奥にアーチを設置してもらいました。アーチの一番上の手入れも必要なので、植木屋さんに基礎固めをしてもらっての設置です。アーチの両側には別の品種を植えました。向かって左側のバラは、初めの年枯れたので一年遅れの株です。成長に一年分の遅れがあります。それでも今年はほぼアーチ状に伸び上がりました。

 赤いバラ以外は香りのあるバラたちです。朝庭に立つと、レモンの花の香りとともに柔らかなバラの香りがします。一年で一番魅惑的な香り漂う時期です。3年前、売れ残りの「バラ」と書かれた苗株を安く買いました。次の年トゲのないその株はバラらしくない優しい葉を付け茎をどんどん伸ばしました。ところが花は咲きません。昨年もやはり花がつきませんでした。「バラじゃなかったのかしら?」何故かこの苗の名札だけがどこにもありません。それでも葉色の優しさとツタ状の姿が美しいので、壁に這わせることにしました。今年も新しい茎をたくさん伸ばします。ひと月前でしたか、茎の先に米粒ほどの花芽がたくさんついているのを発見。「あ〜!」と声を上げて喜び、ココを驚かせました。 白い小さなバラでした。「イノバラ」でしょうか?勢いが止まらずフェンスの向こうにも花が見えています。

 今年のバラはどの種類も今までになく大輪の花を咲かせています。株自体が充実して青年期に入ったのかと思われます。つばみの数もそうですが、ひと花ひと花が大きい様は見応えがあります。「イノバラ」と思われる株は売れ残りで痩せっぽちでした。木株の体力回復に2年かかったのでしょう。

 夜になるとまた違った趣です。

 ここ数日強風、突風が吹きます。連休明けには庭中、バラの花びらでいっぱいになるはずです。さあ、あとはパーティションの上を這うピンクの小バラが咲くのを待つだけです。今年も庭のバラを堪能するのは私だけ、香港にいる主人に済まなく思います。

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする