お彼岸には「おはぎ」。
私には「おはぎ」と聞けば反射的に頭の中で鳴り始める遊び歌があります。
『おはぎがお嫁に行く時は
あんこときなこで、おけしょ(お化粧)して
きれいなお盆に載せられて
明日はゆくゆくヨーロッパ!』
「ごんべさんのあかちゃん」と同じメロディです。
周りのみんなも大声で一緒に歌いながら、
二人で前後左右に移動して、
最後の「…ヨーロッパ」
で、くるりと回ってじゃんけんをします。
それだけの遊びですが、楽しかった。
まりつき、ゴムとび、石蹴り、陣取り、お手玉、缶けり…
地面に描いた図も、缶けりの缶も見えなくなるまで遊びました。
もうひとつ「おはぎ」の思い出、
実家がお餅屋だった私の祖母は大の甘いモノ好きで、
あんこつくりの名人でした。
ぴかぴか光るおいしい餡子をお正月やお彼岸に作ってくれました。
その祖母は、
甘味の足りないものを食べたとき、
「お砂糖が高いな」
と言いました。
皮肉ではなく、
そういう言い回しなのです。
京都風の物言いなのだと思いますが、
懐かしいです。
私には「おはぎ」と聞けば反射的に頭の中で鳴り始める遊び歌があります。
『おはぎがお嫁に行く時は
あんこときなこで、おけしょ(お化粧)して
きれいなお盆に載せられて
明日はゆくゆくヨーロッパ!』
「ごんべさんのあかちゃん」と同じメロディです。
周りのみんなも大声で一緒に歌いながら、
二人で前後左右に移動して、
最後の「…ヨーロッパ」
で、くるりと回ってじゃんけんをします。
それだけの遊びですが、楽しかった。
まりつき、ゴムとび、石蹴り、陣取り、お手玉、缶けり…
地面に描いた図も、缶けりの缶も見えなくなるまで遊びました。
もうひとつ「おはぎ」の思い出、
実家がお餅屋だった私の祖母は大の甘いモノ好きで、
あんこつくりの名人でした。
ぴかぴか光るおいしい餡子をお正月やお彼岸に作ってくれました。
その祖母は、
甘味の足りないものを食べたとき、
「お砂糖が高いな」
と言いました。
皮肉ではなく、
そういう言い回しなのです。
京都風の物言いなのだと思いますが、
懐かしいです。