図書館の新刊コーナーで見つけたこの本、
うすい絵本のような本で文章は少ないのですが、
びっくりするようなことが書いてありました。
まず、キノコが約6000万年前に誕生したと考えられていること。
ちょうど恐竜が絶滅したといわれているころです。
そのころキノコが誕生して樹木は養分のある土に分解されるようになったので、
石炭層の形成は極端に減ったそうです。
キノコがそんなに新しい存在だったとは知りませんでした。
(知らなかったのは私だけなのかも?)
また、キノコ研究者にはユニークな人が多いですが、
青木実という在野の研究者の話には感動しました。
そして大正時代の松茸狩りの写真や、
18C ~20Cの、西欧や日本のキノコの銅版、石版、木版、水彩の図版が素晴らしい。
早速庭へ出てキノコを探してみると、
積み上げた山桜の枝に、
何種類ものキノコが!
鮮やか過ぎて少々恐い。
もしかして上のキノコの別の姿?
たぶんキクラゲの仲間、このキノコだけわかります。
これはキノコではなく別のものっぽい?