マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

唐土の鳥

2010-01-09 | Weblog
「七草がゆ」の行事についてよっちゃんからコメントをもらい
興味深かい内容だったので少し調べてみました。
よっちゃんのお宅では「すりこぎ」や「おたま」で囃しながら
「唐土のとり…」と歌うそうです。
「唐土の鳥」は大陸から来る渡り鳥のことかもしれなくて、
疫病や稲の病気などが同時に入ってこないようにというおまじないだったかも知れません。
よっちゃんところの唄の歌詞やメロディ、囃し言葉はどのようなものでしょうか?
「ばったばた」とか「すととんとん」とか「けんけんばたばた」とか地域によって囃し言葉も違うようです。

昔、漫才や、獅子舞が門付けして回ってきたように、地方によっては
「鳥追い」が唄を歌いながら小正月の頃回ってきたそうです。
そのような人たちが来なくなったので各家庭でやる様になったとか、
七草の風習には諸説あるようです。

私が小さいとき、家にも獅子舞が来ていました。
いつ頃から来なくなったのでしょう。

昔のお正月は特別だったんですね。
大掃除をして、しめ縄や門松や花でかまどから井戸から神棚も仏壇もあちこち全部飾って、
仕事を休んで、遠くに行っている家族も帰ってきて、お餅をついて、
晴れ着を着て、お酒を飲んで、
柳箸でめったに食べられない縁起もののご馳走食べて、
往来は年始参りの人や獅子舞や漫才でにぎわって、

年中ハレを求めてしまう現代、
そのひずみが出ておかしくなるのは当然かもしれません。


コメント (6)
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