マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

原発のアンケートをとるのなら

2012-01-11 | Weblog
今日は2012年1月11日、大災害からちょうど10ヶ月経ちました。
原発関連の本を図書館で借りてきては読んでいます。
事故前に書かれた物やその後に書かれた物など、
図書館にもたくさん入っています。
知らなかったことだらけですが、
知ろうと思えば知ることが出来たこともたくさんあります。

最近、原発を継続することに賛成か否か、アンケートを取ろうという動きがちらほらありますが、
その際に一文付け加えるべきだという記述がありました。

それはたった8文字、「あなたの住む町に」という言葉です。

私がさらに付け加えるなら、「原発があなたの町から10キロ離れているのならいいですか?」
「あなたの住む町から30キロならいいですか?」「…50キロなら…」
これこそが原子力発電の本質であり、個人個人に問題を突き付けることになると思うからです。

都会に住む人の便利な生活、豊かな暮らしを維持するために、
過疎の村に危険を承知で押し付けて来た原発のことを、
差別構造の上に成り立ってきた原発のことを、
4次5次下請けの原発ジプシーと言われる使い捨ての労働者のことを、
今こそ一人一人が考えなければならないと思います。
コメント (4)
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