マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

石油の枯渇…

2012-01-09 | Weblog
1970年代のオイルショックの頃、石油はあと30年位で枯渇する、などと言われました。
娘が小学生の頃も、あと30年位と言われたそうです。
ネットで調べていたら、いつの発言かわかりませんがあと43年と書いてありました!
それらの発言をしてきた人はどこへ行ったのでしょう。
さぞかしたくさんの言い訳が聞けることでしょう。
今考えると、穴だらけのそんな話を本当のことのようにみんなが思ったのが不思議です。
石油の埋蔵量は産油国の自己申告だそうです。
石油の価格の調整のためにどのようにも言えるものだったのです。
一番の大元は石油企業のさらなる儲けのための喧伝だったと思います。
それは原子力発電導入の布石だった、わけです。
まんまと騙されました。

石油が無くなると発電できなくなって、ガソリンが無くなって大変、という話はたくさん聞きましたが、
プラスティック(合成樹脂、石油製品)が無くなれば、
車の車体も作れないし、道路もアスファルトがなければ作れません。
冷蔵庫も、洗濯機も、風呂も、屋根や壁など建材の多くも、繊維も、
現代の生活の必需品のそれはそれは多くの物が無くなりますが、そんなことはあまり聞いた記憶がありません。
ウランやプルトニウムでは何も作れません、
核兵器か、原発で核分裂の時の熱を利用して発電する以外にどうしようもないのです。
使用済みの核物質を無毒化することはもちろん、捨てることすらできません。

温暖化問題も同じような、下心あっての世界規模、国家規模のキャンペーンかもしれません。
原子力発電によって金儲けを企む電力会社や大企業の宣伝と考えるとつじつまが合うのです。
産業革命以前から地球規模の温暖化が始まっていたというデータは隠されています。

現在間氷期ですが、その間氷期のどのあたりなのか誰も解りません。
確かに短い期間の人間による環境破壊はすさまじいですが、
その環境破壊の元凶が巧みにすり替えられています。
また植物を育てる二酸化炭素(動物はその植物に養われている)と直接生物の命を奪う放射能とは全く違います。

チェルノブイリやフクシマのようなことが起こってもまだ原発を止めようとせず、
さらに核物質を堀出し続けるなら、地中から、地獄の冥王(プルトン)の笑い声がますます大きく響いてくるに違いありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする