マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

葵祭のころ

2017-05-14 | 自然
新緑 ⇒ 葵祭の季節 ⇒ 鯖寿司
というわけで、緑が最高に美しいこの時期になると
鯖寿司が食べたくなります。
今年はパスしようと思ったけれど、
やっぱり食べたいから作ろうかなー。

病院の帰りに森の中を通りかかったら
ちょうど御陰祭りの行列の最後尾が通っているところでした。
御陰祭りは葵祭(5月15日)に先立って行われますが、
元々はこちらが本祭りだったのかもしれません。
行列は比叡山の麓の御蔭神社から下鴨神社までの
かなりハードなコースを通ります。

一時期は雅楽の演奏者らがトラックに乗って家の前を通って行ったりして
行列も短くなって、寂しくなっていた時期もありましたが、
最近は年々きらびやかになり、
馬車まで登場しています。

葵の葉を髪に飾るのは葵祭と同じですが、
牛車はありません。

森の緑の中で雅楽が奏でられ、
舞が奉納されます。
優雅で美しい祭りです。

急いでいたので自転車に乗ったまま、
写真を撮っていたら、
カワトンボが葉先に止まっているのに気付きました。
目を凝らすと、
ほかにもいました。
泉川にそってゆっくり飛んで、
ふわりと止まります。
優雅なトンボです。


訂正・「泉川」は行列の向こう側(東側)に流れている小川でした。
手前の川は、「ならの小川」とも「せみの小川」とも呼ばれています。

「風そよぐ ならの小川の 夕暮れは
   みそぎぞ夏の しるしなりける(百人一首より)」



コメント (1)
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