マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

イラガ

2017-06-29 | 自然
家の入口の戸にコロンとした見慣れない虫がいました。
(昔だったら「きゃっ」と逃げていたところだけど、
今の私は少しだけ違う・・・
逃げないでじっくり見てしまった。)
ずんぐりして毛深い太い足が4本しか見えないけれど、
虫には違いない…



つついてみたら、
よたよた落ちる様に飛んで止まって、
姿が変わり、蛾になった!

調べてみたらなんとイラガの成虫でした。
イラガは繭と幼虫が特徴的で、
よく知っているつもりでしたが、
成虫を知らなった!
イラガの幼虫に刺されて、
飛び上がるほど痛い思いをしたことはありますが、
その痛さは、よく水で洗って冷やしていたら、
1時間もするとスゥッと引いていったのが不思議でした。

で、成虫には毒がなく、
さらに成虫には口もないそうです。
水も飲まないのでしょうか?
子孫を残すためだけに成虫になる儚い命です。
でも儚いなどと思うのは人間の勝手。
小さな虫も、虫の命を全うしているのだなと、
思い直して見れば、
いっそう生命の不思議に打たれます。




コメント (1)
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