マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

フウラン・風蘭

2021-07-13 | 自然
柿の木や椿の木に着床している風蘭が今年も咲きそろいました。
独特の風情が、梅雨空に似合います。
手に突き刺さりそうなほど鋭く固い濃い緑の葉と、繊細な白い花。



夜になると、いい香りを放ってスズメガを呼び、
受粉をするそうです。
花の距(蜜腺がある)がカーブを描いていて、とても長いのです。



スズメガはホバリングしながら、長い口吻を伸ばして蜜を吸うのだと思いますが、
残念ながら、まだスズメガが訪れるのを見たことがありません。



フウラン(風蘭)の香りは、ジャスミンや金木犀とは違って、
きついところが全く感じられない、バニラのような甘い香りです。

柿の木の朽ちた枝に着床していた部分が折れて枝ごと落ちてきました。
草むらにおちたままにしておけばすぐにダメになってしまうでしょう。
以前作った籠に、枯れた枝ごと入れて吊り下げてみました。
なんとか生き延びてくれるといいな。




コメント (2)
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