夕食後(7月9日)のんびりお茶を飲んでいた時、
ドーンという家が揺れるような大きな音でびっくりして、そうだ、今夜は村の花火の日だった、と思い出しました。
「○○村天王祭奉納煙火」と言うのが正式名。
家の庭からでも見えますが、裏山と屋根が邪魔になるので、
慌てて蚊取り線香を腰にぶら下げて、懐中電灯も用意して、400メートルくらい歩いて見やすいところへ移動。
田んぼの中の花火です。
地元の人しか知らない超マイナーな花火大会ですが、約1時間余、休みなくどんどん打ち上げられます。
ヒュルヒュル打ち上がっていく音、ドーンという大きな音、火薬が爆ぜるぱちぱちという音、
わずかに遅れて、辺りの山から跳ね返ってくる音、
暗い夜空いっぱいに、白や赤や青や黄色や緑の火花が広がって、すっと消えていく。
ああ、花火はこうだったと、しばしの間見入りました。
最後の花火が打ち終わり、
今まで気づかなかった人や車が、それぞれ帰路へと動き始める。
名残り惜しい・・・
また来年。