私が棲む町は、小さいけれど、ほぼ平野で
3本の川が、その平野を貫いて海へ流れ込んでいます。
川の表情がそれぞれ違っていて、興味深いです。
大堀川は直線部が多いようです。圃場整備などに伴って何度も改修されたと思われます。
そしてまたこの川は上流部は、小さな溝のようで、とても川とは呼べないような流れです。
それがあっという間に大きな川になって、海へ到達します(全長7キロ程度の2級河川)
そには漁港(大淀港)です。かつては魚介類の加工場なども立ち並んでいたそうです。
港近くには何軒もの酒造所があって(今も1軒健在)酒を載せた船も、農産物を載せた船も、盛んに出入りしていたそうです。
今も港には多くの漁船が係留していますが、かつての賑わいは想像できません。
土手の道はすごい風で吹き飛ばされそうで怖かった・・・
大堀川は右から左へ海方向に流れています。写真中央部で用水路からも水が流れ込んでいるようでした。
ここ(海まで1キロくらい)では、潮のためか、風のせいか、流れが逆流していて、
上の写真の地点で、流れがぶつかっているように見えました。
風になびく草が美しくて、たくさん写真を撮ってしまいました。
土手の道を行ったり来たり・・・
上の写真の逆方向から ↓
↑ 高い土手の左側は広い田んぼです。
放置された船が半分沈んでいました。
土手の道に鳥の羽根が散乱していました。イタチ?に襲われたハト?
亀の甲羅が2カ所に転がっていました。
完全にからっぽで、カラカラになっていました。
甲羅の年輪のような模様は、ある程度年齢の目安になるそうです。
この亀は自分でここまで登って来たのでしょうか、
それとも釣り人が、放置したのでしょうか・・・?
おはようございます。
コメントありがとうございます。
最近は、どこへ行っても、何を見ても「美しいなー」と思います。
絵描きなら、描くだろうなー、
描けたらいいなーと思います。
ここは、私もベン・シャーンを思いました。
季節が変われば、また全く違った景色が見られるかもしれません。
船の在ったところも川岸ですが、水がひたひたと、まるで海のような趣でした。
この辺りは潮流の影響を受ける汽水域だと思います。
でも、海に入る所に堰があるので、
海の魚は入って来れないかもしれません。
とくに一番上の写真は、寂寥感が漂っていてシャーンを連想しました。
小船が放置されている所は、汽水湖になっているんですか?