シソが大きくなって、根元の方は、木のように固くなっています。
種を蒔いて育てたシソも、
草むらの中で勝手に育ったシソも、穂を伸ばして沢山実を付けています。
草むらを揺らすと、すっとするいい香りを放ちます。
ハーブ類の多くがシソ科です。
シソ科は、指先で、茎を触るとクッキリ四角なので、分かりやすい。
穂を摘み取って、佃煮をつくりました。
茎の断面が三角なのが、カヤツリグサの仲間です。
この茎を両側から裂くと、真ん中に四角が出来る、のでカヤツリグサと名付けられたそうです。
昔の子どもたちが、そうやってよく遊んだそうですが、
ちぎれてしまわないように、二人で呼吸を合わせ、
中央に四角が出来るようにイメージしながら引っ張ります。
見えにくいけれど、上の写真中央部に、四角が出来ています。
うまく作るのにはちょっと技術がいるところが、面白かった・・・
のではないかと思います。
昔の子どもの草花遊びは、例えば笹舟を作ったり、
草笛なども、手先の器用さと、練習が必要でした。
でも、どんなに失敗しても問題ない、何回でも挑戦できる、というところが素晴らしいな!
青じその香りは食欲をそそりますね。
カヤツリグサの名前の由来、初めて知りました。
下の写真を見ると、たしかに真ん中に四角が出来ていますね。
草笛や笹舟、ドングリの独楽ややじろべえ、昔は自然の中から遊ぶものを探して工夫しましたね。
既成のおもちゃがなかった時代のほうが、発想力が培われたように思います。
もうずいぶん前、
ある時、シソ科の茎は◇、と教わって以来、
雑草の茎を指先で触れて確かめるようになり
それぞれに特徴があることを知りました。
青じそは夏の間、よく役に立ってくれました。
まだしばらく、役立ちそうです。
草も木も、虫や鳥や魚や、土も石も、海も川も、
自然はあらゆる想像力の源泉ですね。
小学生のころ、やはり夏休みの自由研究?で「植物採集」をしました。父親が、その仕方を教えてくれたのですが、今、流行りの?朝ドラ(マリヤンカさんはご覧にならないのですよね)の」星野富太郎よろしく、あのように新聞紙に、一つずつ挟んで、重石をして乾かしてと、よく父がそのやり方を知っていたなと今、感心しています。その中のカヤツリグサがはっきり目に浮かびます。
牧野富太郎でした。
おはようございます。
夏休みの植物採集、私もよくやりました。
新聞紙に挟んで、重しをして、
出来上がったのを、画用紙に置いて、
所々紙テープで止めて・・・
私は誰に教わったのか?覚えていません・・・
カヤツリグサ、見つけたら、挑戦してみてくださいね。