マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

タヌキの続き

2024-11-25 | 自然

2022年に、環境省が中大型哺乳類分布調査をしています。

『タヌキ・キツネ・アナグマは日本の在来種であり、文学作品の

題材となるなど、歴史的に日本の文化と深いかかわりを持っている・・・』

ということで、3種の分布調査が行われました。

その結果日本の各地でタヌキが一番多くて、

アナグマの数はタヌキの半分くらい、キツネは、そのあいだくらい、生息していると推定されています。

 

狸汁はアナグマのことで、タヌキは肉は少なく不味い、とか

アナグマのことをムジナと呼んだり

狸とアナグマは昔から混同されてきたようですが、

どちらも身近な存在だったことは確かです。

狐は神様のお使いとして、巻物などを咥え、油揚げをそなえてもらい、お稲荷さんとして親しまれ、

狸はお酒の徳利をぶら下げて、庭や玄関先の置物になって愛されている、

面白いことです。

ところで、タヌキのことを色々考えていたら、ちょうど新聞のスーパーの折り込み広告に

各地の銘菓祭り、として小さな写真があってそこに「たぬきまんじゅう」というのが出ていたのです。

・・・買いに行ってきました。

饅頭は思ったよりさらに小さくて、えっと思いましたが、

食べてみると、小豆餡を白あんでくるんであって、なかなか濃厚な饅頭でした。

四国のお菓子です。

四国にはタヌキを祭った祠がたくさんあるそうです。

たぬきまんじゅうを食べながら、我家の畑にやって来るタヌキ除けについて思案中。

上はタヌキに掘り返された畝

畝の上にキラキラテープを張ってみました。

殆ど風が無くても揺れてきらきら光ります。

2日経って、意外に効果があるようです。

 

ところで東京で「たぬきうどん」といえば「天かすが載ったうどん」のことです。

大阪では「たぬき」といえば「甘く煮た揚げが載ったそば」のこと、

京都では「たぬきうどん」といえば「甘く煮て刻んだ揚げを載せたあんかけうどん」のことです。

私は「たぬきそば(刻み揚げをタップリ載せたあんかけ蕎麦)」が大好きです。

 

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 光る目 | トップ |   
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
たぬき・・・ (みさ々)
2024-11-25 11:16:14
マリアンカさん
キツネとタヌキは昔から人里近くで暮らしていたのですね。
タヌキは東京・文京区内でも見られています(椿山荘)
来月、関西に行きますので「京都のタヌキうどん」を食べようかしら、、奈良にもありますか?
返信する
Unknown (たぬき、きつね)
2024-11-25 11:55:49
みさ々様
こんにちは
奈良は知らないので検索して見た所、
「天かす」のようです。
京都で「たぬきうどん」を食べるなら、
大力餅食堂や大力食堂などの大衆食堂がおすすめです。
店頭のウインドウには「お稲荷さん」や「巻きずし」や「おはぎ」なども並んでいて、
うどんと一緒にお寿司を食べる人もいます。
あんかけの「たぬきうどん」には、
ネギと「おろしショウガ」が載っていて、
ちょっと風邪っぽい時でも、
最後まで熱い「たぬきうどん」や「たぬきそば」を食べると風邪が飛んで行く気がしたものです。
だしが効いたネギたっぷりのトロミのある「カレーうどん」もいいですね!
冬の旅、色々探索して、ブログでの報告、
楽しみにしています。
返信する

コメントを投稿

自然」カテゴリの最新記事