去年のお正月、多くの人が年賀状に「良い年になりますように」と平和、無事あるいは躍進の祈りを込めて書きました。私も書きました。
そして数え切れないくらいたくさんの年賀状が日本中に飛び交って配達されました。
けれども、3月11日に怖ろしい地震と津波と原発の事故が起こりました。
祈りも、願いも、ただそれだけのこと、
実際には何の役にも立たないことを思い知った年のはずでした。
それなのに、まだ、真実に目を向けず、
相変わらず心地いい言葉だけが、新聞やテレビで飛び交っています。
個人の心の中の願いや祈りはとても大切なものだと思います。
けれども、現実に対処して、何かを実行するにはそこから飛び出さなければなりません。
今、大手のマスコミは
飛び出して何かを実行しようとする人々を抑えつける役割を果たしています。
大きな声で真実を告げる人の声を消そうとしています。
未来を生きる子どもたちの率直で利発な声に耳を傾けようとしません。
人の命や、未来のことなどどうでもいい、
とにかく相変わらず金儲けのことしか頭にない腐った大人たちは原発事故を小さく見せようとして
あらゆる手段を使って誤魔化し続けています。
幸いネットで様々な情報を得ることが出来るようになりました。
ジャーナリズムが存在している場所を大いに利用して、且つ応援していきたいと思います。
OurPlanet-TV
「新春スペシャル、私たちの未来は大丈夫?」