マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

タケノコ、すごい!

2020-04-11 | 自然

タケノコ(孟宗竹)が
土からちょっと頭をのぞかせている時に見つけそこなったら、
食べられなくなるばかりか、
あれよあれよという間に、
屋根より高くなってしまう。

今年のタケノコはよく太って立派。
暖冬のせいかな?



このタケノコはなんと約2.5キロ!
沢山衣を着ている。

外の皮を2~3枚剥いてから、
ゆでるために、なべのサイズに合わせて、
てっぺんを切り落とし、
さらに縦横とも半分に切った。




切り落とした、てっぺんの、
ぎゅっと巻き付いている皮を一枚ずつ剥いて並べてみた。

カメラに入りきらない!

タケノコの皮の数はその竹の節の数と同じ。
全ての節間がそれぞれ成長する。
そして、伸びていくときに皮を落としていく。
すごいなー。

毎日タケノコを食べている。
タケノコご飯、タケノコと揚げの味噌汁、
タケノコ入り豚汁、
写真はタケノコとわかめの炊き合わせ(若竹煮)

さくさくやわらかくて、美味しい。
飲み物は焼酎のお湯割り!

タケノコの佃煮も作った。
小さなさいころ型に切ったタケノコと
昆布と実山椒と、一緒に煮つめる。
炊き立てご飯にのっけて・・・最高。

今日はどんな風にして食べようかな?

あちこちで邪魔者扱いの竹林も、
今の時期だけはきっとありがたがられている、と思うんだけど・・・





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『戦場の秘密図書館・シリアに残された希望』

2020-04-07 | book
漢字にフリガナがあり、文字も大きめなので児童書ですが、
大人にもおすすめのノンフィクションです。

私にとっても「本」は、子どもの時からずっと大切な友達で、
「本」のない生活は今も考えられません。
けれど、戦場のようなところで、「本」はいったい何の役に立つのでしょう?

この本は、シリアの内戦下で、
治安部隊による絶え間ない爆撃にさらされ、食料や日用品もなくなり、
瓦礫と化した町の地下に作られた秘密の部屋に、
雨ざらしになった家々から本を少しづつ避難させて、
図書館を作った人々の記録です。
14歳の少年が司書になり、
夜が明ける前に、図書館にこっそり入り、
元の持ち主名を明記し、本をきれい掃除修復して、棚を作って、整理し、
身を潜めて、秘密の入り口をくぐってやってくる人たちに本を貸し出していました。

読書会や勉強会もそこで開かれるようになっていきました。
そして自分たちの街で今何が起きているか、世界に発信していました。
アルミホイルやなべを使って、携帯の電波を増幅して、
この本を書いたイギリスに住む著者とも時々通話したそうです。

年齢も、仕事も、宗教も超えた交流があり、
ジャンルを選ばず本を集め、
本を大切に読む中で、人々は希望の光を胸の中にともし続けることができたのです。
けれど、とうとう図書館も爆弾の直撃を受け失われます。
そこに通っていた人々も、もはや通うことができなくなる時が来ます。
しかし、避難先でも、小さな移動図書館を作るのです!

つぎつぎと小さな子どもたちが爆撃で殺されていく場面には胸がつぶれます。
政府軍による、テロリストを一掃するため、というプロパガンダを多くの欧米や日本人は信じさせられています。
テロリストが、図書館を作るでしょうか?


食べ物も住まいもないのに、図書館?
と質問する著者に帰ってきた言葉は
「読書は空腹を忘れるのにもってこいなんです。」
「栄養が必要なのは体だけではない。頭や心にだって栄養が必要なんだ。」


 『戦場の秘密図書館/シリアに残された希望』
 マイク・トムソン 著   小国綾子 編訳
 2019/12  文渓堂

*シリアのアサド政権の独裁は残酷で非道ですが、
 日本の安倍(独裁)政権も、爆弾で直接人を殺してはいませんが、
 人の命を何とも思わない、冷酷さにおいて、全く同じだと思います。
 頭の中は金の計算だけで、文化、芸術を足蹴にするところも同じです。
 




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タケノコ、見つけた!

2020-04-06 | グルメ
いつもお隣りへ回覧板を届ける時に通る
裏山の道、
ちょうど真ん中辺りに、タヌキの溜め糞があって、
冬の間、どんどん積み重なっていくのが少々悩みでしたが、
暖かくなるころから、
新しい糞は見られなくなり、
今はすっかり乾いて白くなり、だいぶ平たくなっています。
タヌキはどこかへ移動したのでしょうか?

その溜め糞を越えて少し行ったところに、
タケノコの頭が覗いていました。
この春最初のタケノコ!
太くてごろんとした立派なタケノコを収穫しました。

(堀り上げる時、根元をスコップで、切ってしまいました、残念・・・)
さっそく近くのコメリにある精米所で、
無料の糠をもらってきて、
一番大きな鍋を用意して、
タケノコを茹でました。

まずは、たけのこご飯!汁物は、菜花としめじの味噌汁です。

(ご飯は抹茶椀に入れました)
ごちそうさま!

いつの間にか
タケノコの季節になっていたのですね。
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さわやかな朝

2020-04-04 | Weblog
空気の中に草や木のいい香り!



様々な鳥の鳴き声がこだまのように聞こえます。
気持ちのいい朝です。
この時期だけ登場するツマキチョウをみつけました。

矢車草の蕾にとまっていました。
(モンシロチョウより少し小さい)

捕まえてかごの中に入れてしばし観察・・・

大昔から人は感染症に苦しめられてきました。
車も飛行機もない時代でも、
野火のように広がって人々の命を奪ってきました。
大切なのは、協力し合って、
病気に立ち向かうことだと、誰かが書いていましたが、
その通りだと思います。
もちろん感染から身を守るための直接的な防御は必要ですが、
その上での話です。
嘘やごまかしのない情報を公開することが、まず一番大切なことで、
そのデータをもとに、国境を越え
互いに不足している、医療品や医療機器、
専門の医師や看護師、病床などを提供し合って、
一番困難な時期を乗り越え、終息する時を待つ、
ということだと思います。
多くの人に免疫ができて、
ワクチンも作られる、それが一体いつになるのかわかりませんが、
その時、終息した、ということなるのかな、と思います。

ネモフィラもたくさん咲きました。






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舞台は「豪華クルーズ船」

2020-04-02 | book
ハラハラ、ドキドキを超えて、かなり怖かった!
『乗客ナンバー23の消失』セバスチャン・フィツェック
のサスペンスを読みました。
怖いけれど興味深く読みました。
著者はドイツでは著名な作家で、人気があるそうです。

豪華クルーズ船には、千以上の客室があり、
レストランやバー、プールやテニスなどのスポーツ施設やジムや、
子どもの遊び場、美容室、図書室や劇場、病院施設もあります。
もちろん、船員ら船の中で働く人達の居住空間、機械室や倉庫が沢山、
今ではごみ焼却場もあるそうです。
(以前は全部ハッチから海へ落としていたそうです。)
そしてカジノがあります。
バカラやスロットで遊ぶのが目的で船に乗る人も多いそうです。
世界中の海に、いつも相当数の豪華クルーズ船が航行していて、
中でギャンブル(博打)が行われているなんて・・・
知らなかったなー。(もちろん、ダイヤモンド・プリンセス号も)
博打場があれば、胴元のギャング?やガードマンやチンピラも乗っているだろうし、
小金持ちの懐を狙う輩も乗っているだろうし・・・
クルーズ船にないのは何か?警察なのです。
何か起きても現場検証もできないし、逮捕もできないし・・・
2011年から2012年にかけて世界のクルーズ船上から行方不明になった人は55人だそうです。
サスペンスの舞台にもってこいではありませんか!

で、この小説は、妻が子どもを連れて船上から身を投げて自殺したと知らされて、
心身ともにガタガタになった刑事が、真相を突き止める、というサスペンスです。
人の命のことなど何も考えたこともない、金の亡者の大金持ちの船主や、
怪しい老婆や、頭のネジが壊れた少女や、隔離されていた天才少女や、
女医や、泥棒や、メイドや、
たくさん出てくる登場人物が、なんだか皆すごくて、
でも最後まで読んだら、疲れたけど、面白かった。
これを読んだ人は、豪華クルーズ船に乗りたい気持ちが確実に減るだろうな。
私は昔から、豪華クルーズ船に乗りたい人の気持ちがわからないけど、
やっぱり、というか、ますますわからない・・・

『乗客ナンバー23の消失』
 セバスチャン・フィツェック  著
 酒寄真一 訳
 2018  文芸春秋






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雨の中でウラシマソウが

2020-04-01 | 自然
雨の中で桃の花が一輪づつ開き始めました。


グミの蕾もたくさんぶら下がっています。
去年よりたくさん実が成るのではないでしょうか?


去年発見して驚いた、ウラシマソウの花が今年も!

去年よりかなり増えているように感じます。
笹に負けずに頑張ってくれているようです。

何度見ても不思議な姿です。

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