マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

夜のお客

2021-07-15 | Weblog
夜、網戸の辺りでギギッ、ガサッ、ゴソゴソ、と音がするので、
網戸を開けると、網戸から落っこちてベランダにひっくり返ってるのは大きな雌のカブトムシでした。
5センチ余!
動きは何となく鈍そうな感じがするのですが、
摑むと力強い動きが指に伝わってきます。
虫籠に入れてしばらく眺め、
朝になって、裏の栗の木に放してやりました。
しっかりと掴まる様子がいい感じ。
やはり、木にいるのが一番似合う!
去年の夏の夜、何回かやってきたのも皆、雌のカブトムシでした。
雄も遊びにおいで!
ここに引っ越して最初の年にやってきた美しいイボタガをまた見たい!
みんな、遊びにおいで!

とは言え、やはり、ムカデなどには来てほしくない自分勝手な私です。

そして、また次の朝(昨日)カーテンの下にコクワガタ(雌)らしき虫発見!
もう少しちゃんと見よう、と思って虫籠を取りに行って戻ってきたら、もうどうしても見つからない。
いったいどうやって入って来て、どこに行ったのかなー?


*追記
隣の部屋で発見!
ドアの下をくぐりぬけて行ったようです。
意外に素早いもんだなー。
床の上にひっくり返ってもがいていました。
栗の枝を入れた虫かごに入れました。
虫籠の底に紙を敷いてあるので、盛んにガサゴソ音がします。
しばらく眺めたら放すつもりです。





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フウラン・風蘭

2021-07-13 | 自然
柿の木や椿の木に着床している風蘭が今年も咲きそろいました。
独特の風情が、梅雨空に似合います。
手に突き刺さりそうなほど鋭く固い濃い緑の葉と、繊細な白い花。



夜になると、いい香りを放ってスズメガを呼び、
受粉をするそうです。
花の距(蜜腺がある)がカーブを描いていて、とても長いのです。



スズメガはホバリングしながら、長い口吻を伸ばして蜜を吸うのだと思いますが、
残念ながら、まだスズメガが訪れるのを見たことがありません。



フウラン(風蘭)の香りは、ジャスミンや金木犀とは違って、
きついところが全く感じられない、バニラのような甘い香りです。

柿の木の朽ちた枝に着床していた部分が折れて枝ごと落ちてきました。
草むらにおちたままにしておけばすぐにダメになってしまうでしょう。
以前作った籠に、枯れた枝ごと入れて吊り下げてみました。
なんとか生き延びてくれるといいな。




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興味深いイタチ

2021-07-11 | 自然
イタチ(鼬、鼬鼠)は、ネコ目(食肉目)イヌ亜目クマ下目イタチイタチ

オコジョもミンクもフェレットもテンもイタチ科のイタチ属
ラッコはイタチ科、
昔々、大昔、イタチの仲間が再び海に還ってラッコになったのだそうです。

並べて見ると、イタチ科に共通するのは、
小さな頭部、短い脚、しなやかな体、旺盛な好奇心という感じがします。


餌(カエル)を咥えてうちの前の道をささっと横切るイタチ
脚は短いけれど、とても素早くて、登ったり降りたり自由自在。

イタチをネットで検索すると、害獣駆除の業者の広告がずらりと並んでいます。
今では庭先で鶏を飼う農家もなく、なぜ?と思いましたが、糞の苦情が多いようです。
ネズミが主な餌で、他にカエルや昆虫やミミズ、小鳥、そして魚、ザリガニなども捕えて食べているそうです。
今や、それほど害獣ではない気がしますが・・・狡いとか悪賢いとかいうイメージがあります。
家畜小屋の僅かの隙間から入り込んで、鶏やウサギなどを襲ったイタチの記憶がよほど強いのかもしれません。
単独行動で暮らしているそうです。
また雌が小さくて、雄の体重の4分の1から6分の1くらいしかなくて、数も少ないそうです。

京都のうちの庭にもよくイタチが遊びにきました。



上の2枚の写真は2016年(京都の市街の住宅地)、
たぶんイタチの子ども、突然5匹現れて庭でもつれ合って遊んでいましたが、
暫くするといなくなりました。

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カタカナ言葉

2021-07-09 | Weblog
kmitohさんのブログに「ズボン」「スラックス」「パンツ」の話がありました。

それで、思い出したのだけど、今ではもうだいぶ前のこと、美容院でファッション雑誌を見て、
「ああ、私も昔の人になったんだなー」と思ったことがありました。
「美容院」というのも、若い人は言いません。
「ヘア・サロン」です。
私の祖母は散髪に行く時「髪結いさんに行く」と言っていました。

背広は「スーツ」、「とっくり」は「タートル」、「スモック」は「チュニック」、
「ランニング」は「タンクトップ」、「トレーナー」は「スウェット」、「チョッキ」は「ベスト」、「スパッツ」は「レギンス」、
下着、肌着、は「インナー」、丸首は「クルーネック」、水玉は「ドット」、枕は「ピロー」
カットソー、アウター、コーデ、トップス・・・
今では「チャック」という言葉は聞きません。「ファスナー」になりました。

料理の解説でも、ヘラのことを「スパチュラ」、やかんは「ケトル」、ミキサーは「ブレンダー」
不動産屋の広告の、アルコープ、テクスチャー、サニタリー・・・
わかるようなわからないような?
同じものでも、ちょっと違うというイメージ・・・
きっと若い人には分かりやすくてぴったりくるのでしょう。

「プリンセス(アニメのキャラクターらしい)になりたい」と七夕の短冊に書いた小さな子どもたちが、おばあさんになる頃、
日本語はどんな風になっているのでしょうか?ちょっと知りたい。
でも大正時代の「モボ・モガ」のことを思うと、戦時中の強制は別として、
いつの時代も、同じなのかもしれない、とも思います。

ゴミ出しの帰り、塀越しに、近所の家のサボテンに花が咲いているのが見えました。
もっと近寄って花を見たいのですが、
誰もおられないので、入っていくわけにもいかず、門の所から撮影。
この辺りにはサボテンを植えておられる家がちょこちょこあって、
屋根の高さにまで育っているサボテンもあって、温暖な地方なのだなーと思います。
左の木の花も満開、何の樹かな?









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使い方が分からなくなった道具・・・

2021-07-07 | Weblog
続いて、父のカメラと一緒にしまってあったモノたちを探ってみました。
ネガとネガケース。


ネガを拡大して見る道具。
写真では調節ネジで隠れてしまいましたが、レンズが付いています。
折り畳み式でケースに入っています。


写真を撮る時の必需品、露出計
沢山の数字とダイヤル???


カメラからは離れますが、父はいつも胸のポケットに小さな計算尺を入れていました。
一番大きな計算尺を除いて、どの道具もすべて革のぴったりしたケースに入っています。
埃もなくきれいです。
大切だったんだなとわかります。


私も昔「計算尺」の使い方を一応教わった気がしますが、
今では???
よくこんな小さな数字や細い線が見えたもんだ、とまず驚きます。
電子計算機、そしてパソコンが普及するまで、
どんな場所でも、この計算尺が活躍していたことが信じられません。

ついでに、こちらは鉄筆。
コピー、ワープロが身近になるまで、学校の「おたより」も「テスト」も「文集」も
それぞれの先生方の手による「ガリ版(謄写版)」でした。
私にも鉄筆はなじみ深い存在です。
でも、今の若い人には何に、どう使うモノなのか分からないのではないでしょうか。



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モノクロ写真

2021-07-05 | 自然
昔、写真といえばモノクロ(白黒)だった。

フイルムが要らなくて、撮ったらすぐにパソコンで自由に加工して、印刷まで自分で出来るようになったなんて、
すごいことだなー。

庭で撮った写真をモノクロにしてみた。
モノクロにしてみると撮りたいものは何なのか?
と、問われている気がする。

(ヤブミョウガ)


(モミジ)
何となく、本質に迫るのは、白黒写真かも、とおもうけれど、
コガネムシの色は分からない。
けれど、想像したかもしれない。
紫がかった緑だろうか?
青っぽい緑だろうか・・・などと・・・




私が小さい頃、父が使っていたミノルタのカメラ、

ボタンを押すとパカッと蛇腹とファインダーが飛び出し、
皮の匂いと機械の匂いがする。

このカメラで、例えば上のコガネムシを撮ったらどんな画像になるのだろう・・・



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ヒマワリ!!!

2021-07-03 | 自然
ヒマワリは何となく、ロシアとか中央アジアが原産地かな、と思っていたけれど、
ウキペディアによれば北米が原産地らしいです。(中米と書いてあるものもあった)
先住民(インディアン)が食べていたそうです。

庭にひょろひょろと10本ばかりのヒマワリが咲いて、
子どもの頃、画用紙一杯に描いたヒマワリの花の絵を思い出したりしています。
友人が昔ポーランドに行った時に、電車の中で、向かいに座った女性が、
袋から大きなひまわりの花を取り出して、種を摘まんで食べ始めたのでびっくりした、と話してくれたことがありました。
そしてソフィアローレンの映画「ひまわり」。

庭のヒマワリが、ふと気が付くと花びらがボロボロ・・・
いろいろな虫がやってきているのは知っていましたが・・・

花びらをこんな風に食べてしまうのは誰だ!

まだ翅も小さいのに丸々太って大きなバッタ!
補注網で、捕まえようとしましたが、草むらに落ちて、行方不明。
それを3度も繰り返しました。
私はよほど虫を捕まえるのが下手らしい・・・


ネットでヒマワリの絵を集めてみました。
(画家たちは凄い!)
ゴッホ、


ゴーギャン、


マティス、


モネ、


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梅雨・・・コロナ・・・

2021-07-03 | 自然
蒸し暑い・・・
「梅雨」だから、仕方ないな。
けれど、カナダの猛暑や、シベリアの凍土が溶けているとか、
南極の気温が異常に高いというニュースは、恐ろしい。
世界中で本気で取り組むべき課題だと思う。
来世紀を待たず、住みやすい環境を求めて、
人々の大移動が起こるかもしれない。
発展途上国並みに墜落した日本の政治がこのまま続くなら、
大混乱が起きるだろう。
昔からニュースを見るのが嫌いだ。
胸が苦しくなる。
人が苦しんだり、悲しんだりすることが分かっているのに、
なぜ平気で酷いことをする人がこんなにも沢山いるのだろう。

世界中で毎日毎日コロナで多くの人が亡くなっているのに、
頭の中は自分の懐のことだけ、
オリンピックで儲けることばかり考えてる人たちがいる。
冷静に、現在どういう状況なのか考えるべきだ。
世界中で、凄まじい被害をもたらしている感染症が、今も流行中なのだ。

感染者数=1億8256万3727人(2021年世界の人口=78憶7500万人)
 回復者数=約1億1945万人(感染者100人のうち約65人だけは全快できる)
 死亡者数=  395万3686人
全世界で、6200万人以上が入院中、あるいは隔離治療中で、すでに395万人以上の人たちが亡くなっている。
(日本の新型コロナウイルスによる死者は7月2日現在14,754人)
(本日の中日新聞参考)
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イトトンボ

2021-07-02 | 自然
イトトンボは飛翔力も弱く、文字通り糸のような体です。
どこで生まれたのでしょう。
川からも池からもちょっと距離があります・・・
栗の木の下を、ふわ~っと飛んでいます。
眼で追いかけていても、すぐに草むらの中に消えてしまいます。

弱肉強食と言われる世界で、
そんなこと知らないよ、という感じで生きているイトトンボのような存在は嬉しい。



木漏れ日が、イトトンボの姿を見せたり隠したりしています。

(今日は雨、写真は3日前に撮ったものです。)






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毎日「じゃがいも」そして「きゅうり」

2021-07-01 | 自然
今年は、ジャガイモはまずまずの出来でした。
でも、一部、傷がついたり、病変があるのもあって、
一緒に置いておくと、あっという間に他のジャガイモに伝染してしまいます。
清潔な箱などに、選別して入れ、日が当たらないように、保存します。

でもジャガイモだけでなく、他の野菜も果物も、保存が難しい。
そんなわけで、傷などがあってちょっと心配な状態の、ジャガイモやタマネギ、と、
どんどこ穫れるキュウリを毎日集中的に食べています。

キュウリはマヨネーズや金山寺味噌をつけてぽりぽり、
そして「糠漬け」や「キュウリのキュウちゃん漬け」や「ピクルス」にして、
そして大量のジャガイモサラダ!!!

(この日は冷蔵庫にご飯の残りが溜まっていたので、
トウモロコシを入れた、簡単ピラフと、
ジャーマンポテトとコロッケ。)

農家の人にしてみれば、その時穫れるものを毎日毎日食べるのは当たり前かもしれません。
でも都会では、スーパーで、その時食べたいもの、お買い得のものを探して買い求めて食べます。
私もそうでした。
けれど、今、毎日の夕食のジャガイモやキュウリを食べる時に、
なにか、今までとは違う感覚を感じます。

冷蔵庫も冷凍庫もない時代、
漁村ではきっと、その時期に穫れた魚を毎日毎日食べたのでしょう。
刺身、干物、スモーク、煮物、焼き物にして・・・

海や川に対する思い、風、波、空・・・魚を見る目も
今とは全く違っていたかもしれないと思います。
ひそやかな「生命」に対する感覚のようなもの、






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