こんばんわ。
世の中はお盆休みに入ったみたいですが、私はただの3連休です。
とにかくクソ暑くて、町会の盆踊りなどの忙しさもあったため、模型もいじる機会が無く、到着していたKATOの455系もやっと開封した次第。
今回は「まつしま」セットと「ばんだい」セットをフル編成で購入していました。
ポイントを使っても30tの出費でしたので、私の模型人生の中でも多分最大の出費となった筈。ハイグレード化・高騰化で、これからはフル編成で5万超えが当たり前になりそうな業界。もう今後は二度とこのような買い物をすることはないと思います。
2ケース並べると壮観ですね。小学~中学の多感な頃に地元を走り、小学生の頃は実際にこの編成の急行列車で田舎へ乗って行った、リアルな昭和の急行列車。電車急行の中では一番身近な、大好きな車両でした。
もう40年位前でしょうか、457系が発売されていたことを知ったのですが、模型やにある在庫はモハ456T車とサハシのみで、当時は再生産のサイクルもなかなか巡ってくることが無く、編成を揃えるのが大変でした。その頃は、駄々余りのモハ456にGMの運転台を付けたりして両数を増やすような涙ぐましい努力をしたものです。こんな完璧なセットが今頃出てくるとは・・・遅すぎる。
製品の写真は公式を見ていただければわかることなので、今回は旧製品との比較にしてみました。
左が新製品455系、右が旧製品457系。
最初に気になったのが、車高がかなり違うこと。しなのさかいさんは、集電装置の板バネが押し上げている影響じゃないか?と。なるほど。ここも進化か。
カプラーがボディマウントになった点はやはり大きい。今まで表現されなかったスノープラウがあるのも非常に実感的になりました。
もう一つ気になったのが、上部のラインの塗分けの位置。
こっちは逆向きにしてみました。左右も置き方も逆になっていますのでご注意。
旧製品は塗分け位置がおかしく、ドアにピンクが掛かっていません。塗分け位置と言うより、ドアの上部高さが違うように見えます。戸袋窓のバランスも旧製品は変な感じですね。Hゴムがグレーになったのも遅すぎる変化。
比較対象をクハとクモハのガチャにしてしまったのは今頃気が付きました。
こちらは妻面同士の比較。左が新製品、右が旧製品。
ボディマウントになったことで、トイレ流し管の表現がリアル。クリーム色の色調もかなり違って見えますね。
新製品ではドア系窓のHゴムグレー化に加え、トイレ臭気抜き窓の表現も生きています。
こちらは正面比較。左が新製品クハ、右が旧製品クモハ。
正面から見ても車高の違いが気になります。タイフォンの表現もリアルに。ワイパー表現もグレーから車体と同じクリーム色になって見映えが良くなりました。
でも、こうして見ると、旧製品もそれほど悪くは無かったように見えます。
サロとモハも比較写真を撮りましたので、次回にまとめたいと思います。