蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

ひとやすみ

2008-11-02 | わたし
今日は、家族のお誕生日ということもあって、お花が届いた。
室内に、いい香りが漂っている。
昨夜、お祝いの食事に行ったが、当の本人は、本日から一泊旅行でお出かけ中。
私は、あちこち、お出かけイベントが続くが、ちょっと、なか休みだ。

まだまだイベント、後半が待っている。
ここであれこれ先に公表してしまうと、ブログにする意欲は、著しくダウン。
でも、ブログを意識すると、せっかくのイベントなのに、
カメラ片手に周りを気にしながら、ひやひやフラッシュを発光させたり、と、
本来イベントを楽しむはずが、ブログにするほうが優先され、とんだ本末転倒となる。
ぼけーーっと何も知らずに回った観光地などは、
ブログ用に、あとから調べたりして、自分にとって内容が濃いものに変化する場合もあるが。

生きるために食べるのか、食べるために生きるのか、
医療を受けるために生きるのか、生きるために医療を受けるのか、
分野を広げると、生きることの質にまでかかわってくる。


イベントを楽しんだ結果、ブログにするのか、
ブログにするために、イベントを行うのか、
楽しいはずのイベントが、楽しめないで単なるブログのネタになってしまっては、
まるで意味がない。
テニスが好きなのか、テニスをする自分が好きなのか、みたいなノリ ちょっとちがう?)

なので、ブログとは適当に距離を保ちながら、イベントを楽しみたい。

それに、ブログは自己申告制。脚色もある。
だから、自分の都合の良いこと、書きたいことしか書かない。
あえて、書かない部分も多々ある。
書いていることはウソではないが、それは私の一部であって、全てではない。
書いていないカッコワルイことも、いっぱいある。
書くと差し障りがあるので、書いていないことも当然ある。
これだけ多くのブログがあれば、
中には、書いていること自体が、嘘偽りというブロガーもいるだろう。
営利目的や、悪意に満ちたものもあるだろう。
(※私は、広告をペタペタ貼り付けてあるブログや、
ランキングへ一票「ぽちっとクリック」とお願いのあるブログは、敬遠する。)

ブログは、個人が発するプライベートな情報だが、
営利目的でなく、なんの作為的な意図もない場合は、いたって良質の情報の宝庫とも言える。
見る方も、する方も、良い方向に利用できたらいいと思う。

今日のブログ内容は、ちょっと不完全燃焼。
消化不良気味だが、まあ、お休み真っ最中ということで・・・
ごめんあそばせ。



秋の丹波篠山

2008-11-02 | 
丹波篠山へミニ・トリップ。
近くて遠い、兵庫県。
JR福知山線・大阪駅からわずか1時間あまり、あっという間に、篠山口駅に着いた。
食事をするユニトピアささやまは、1973年に松下電器産業労働組合が、
大自然に囲まれた理想郷として創り上げただけあって、広々した敷地。
松茸づくしのお料理で、お腹一杯になった後、敷地内を散策し、秋の空気を吸い込んだ。

ガーデニングでも有名な、絵本作家ターシャさんのお庭(約10万坪)も、
このぐらいかなぁ・・・などと、想像してみる。
あとで調べると、敷地面積は9万坪。
広さに関しては、カンは合ってたと、にんまり。

丹波篠山といえば、黒枝豆の産地として有名。
この地の方が、毎年秋になると新米を送ってくださるが、お米もおいしい。
意外に知らなかったのだが、武家屋敷保存地区があるらしい。
江戸時代、篠山城下、御徒士町(おかまち)の武士たちの住まいの一つである、安間住宅を見学した。
1830年に火災で焼失したため、現存する屋敷はそれ以降に建てられたものだ。
縁側に座って庭を眺めていると、秋のひんやりした空気が、時代とともに運ばれてきたような感触。
後ろを見ると、お座敷の床の間には江戸時代の鎧兜やお雛様が置かれていた。
当時のお侍や、奥方、子供たちの生活が偲ばれ、身近に風となって語りかけられるようだ。
江戸時代もおそらく、静かな暮らしがあったのだろう。

徒歩15分ほどで最寄のバス停・二階町まで、
さらにそこからは、篠山口駅までバスで20分近くかかるのだか、
電車の時間まで、30分あまり早く駅に着いた。
駅の周辺には、コンビニと不動産屋があるだけで、喫茶店も何もない。
ただただ、ぼーーーーっと、時が来るのを待っていた。
日暮れともなると秋の風は冷たい。
ネオンがないのは、当たり前としても、ちょっと、まったりできるお店が、
たとえ1店舗でもあればいいのになあ・・・と
篠山市をはじめとする行政、およびJRのお偉い方々へ
丹波篠山に観光客を誘致する思いがおありなら、
訪れた者として、お願いしたいところです。

何はともあれ
何もないのが、いなかの良いところ。
自然、という素晴らしいものがあるではありませんか。
秋のひととき、のんびりとした時間を楽しみ、黒枝豆の里・丹波篠山をあとにした。