雪の葛城山
2008-11-20 | 旅
なにしろ、寒い。
近鉄阿部野橋駅から急行を乗り継ぎ、約50分。御所駅へ。
御所駅から、かわいい小ぶりのバスで約20分、ロープーウェイ前へ。
温度計を見ると、氷点下ゼロ度。寒そう・・・

葛城登山口から、ゴンドラみたいなロープーウェイで葛城山上へ。
ゆーらり、ゆらり。高い~。
まさに読んで字のごとく、ロープのウェイだ、と実感。(→意味不明)
これ、落ちたら? 途中で止まったら?
いろいろ考えながら、でも、しっかり360度に広がるパロラマ・ビューを楽しむ。
高所恐怖症の方には、オススメしませんが。


ロープウェイからの眺めは、途中から雪景色へと変わっていく。
さむ、さむっ。
葛城高原ロッジへと向かう。
雪で、道は滑りやすく、こわごわ。
ご高齢の方なら、足元がちょっとキビシイかも。

目安の20分を過ぎても、目指すロッジらしきものが見当たらず、更に進む。
雪質は、シャーベット状から、さらさら状に粉雪になる。
でも、吹雪くし、冷たくて寒いし、出会う方は、登山装備の方々だし・・・。
これって、道を間違えてる?
こんなところで遭難したら、間違いなく笑いモノになる。
まだ着かない不安と寒さで、ミニ・ブルーになった。
道しるべの示し方が、ちょっとヘンだったせいもあって、見誤って、通り過ぎていた。
Uターンし、どうにかロッジにたどり着き、鴨鍋をいただくことができた。ほっ。
鴨の歯ごたえがよく、甘みのきいたおダシも美味しかった。
鴨鍋をいただいた和室の窓は、水蒸気で曇り、室内から外は見えなかった。
突然の天候悪化で、このロッジに足止めとなり、居合わせた客同士の体験談が始まった・・・
などという展開やら、なんやらかんやら、いろいろ勝手に頭をよぎる。
訪れた季節を間違えた・・・か・・・気まぐれなお天気を恨むか・・・
食後に移動した喫茶室の窓からは、遠くまで山々が広がる。
雲からお日様が顔を出してくれた。
陽だまりに身をゆだね、ゆっくりコーヒーを飲む。
古(いにしえ)の俳人や画家たちの目から見えた風景も、こんなのだったんだろうなあ・・・
と、思いを馳せた。

気の利いた一句も出るとよいのだが、帰りも寒いのかな~と、また不安に。
散策どころではなく、帰りは、予定より1時間半も早いロープーウェイに乗って、
早々に下山した。
ロープウェイ前バス停留所の周辺は、平日で、季節はずれのせいか、
ひっそりして、休憩所も草が生い茂っていた。
このあたりの土地管理は、奈良県なのだろうか。それとも、奈良交通?
ちょっと観光地としては、さびしい風情。
御所駅までの途中、バス道路の両脇には、古くからの立派な門、
美しい瓦屋根の、手入れの行き届いた純和風のどっしりした家々が建ち並んでいた。
御所になにかのご縁があってやって来たわけだが、
こんな寒いときに、あんな雪の山上に行くことになるなんて、
ちょっと溜息の一日となった。
でも、少しお天気の神様に翻弄されたが、雨や大雪などではなかったわけだし・・・。
しかしながら、やはり、寒さは一気にではなく、徐々に体感したほうが、身体には良さそうだ。
近鉄阿部野橋駅から急行を乗り継ぎ、約50分。御所駅へ。
御所駅から、かわいい小ぶりのバスで約20分、ロープーウェイ前へ。
温度計を見ると、氷点下ゼロ度。寒そう・・・

葛城登山口から、ゴンドラみたいなロープーウェイで葛城山上へ。
ゆーらり、ゆらり。高い~。
まさに読んで字のごとく、ロープのウェイだ、と実感。(→意味不明)
これ、落ちたら? 途中で止まったら?
いろいろ考えながら、でも、しっかり360度に広がるパロラマ・ビューを楽しむ。
高所恐怖症の方には、オススメしませんが。


ロープウェイからの眺めは、途中から雪景色へと変わっていく。
さむ、さむっ。
葛城高原ロッジへと向かう。
雪で、道は滑りやすく、こわごわ。
ご高齢の方なら、足元がちょっとキビシイかも。

目安の20分を過ぎても、目指すロッジらしきものが見当たらず、更に進む。
雪質は、シャーベット状から、さらさら状に粉雪になる。
でも、吹雪くし、冷たくて寒いし、出会う方は、登山装備の方々だし・・・。
これって、道を間違えてる?
こんなところで遭難したら、間違いなく笑いモノになる。
まだ着かない不安と寒さで、ミニ・ブルーになった。
道しるべの示し方が、ちょっとヘンだったせいもあって、見誤って、通り過ぎていた。
Uターンし、どうにかロッジにたどり着き、鴨鍋をいただくことができた。ほっ。
鴨の歯ごたえがよく、甘みのきいたおダシも美味しかった。
鴨鍋をいただいた和室の窓は、水蒸気で曇り、室内から外は見えなかった。
突然の天候悪化で、このロッジに足止めとなり、居合わせた客同士の体験談が始まった・・・
などという展開やら、なんやらかんやら、いろいろ勝手に頭をよぎる。
訪れた季節を間違えた・・・か・・・気まぐれなお天気を恨むか・・・
食後に移動した喫茶室の窓からは、遠くまで山々が広がる。
雲からお日様が顔を出してくれた。
陽だまりに身をゆだね、ゆっくりコーヒーを飲む。
古(いにしえ)の俳人や画家たちの目から見えた風景も、こんなのだったんだろうなあ・・・
と、思いを馳せた。

気の利いた一句も出るとよいのだが、帰りも寒いのかな~と、また不安に。
散策どころではなく、帰りは、予定より1時間半も早いロープーウェイに乗って、
早々に下山した。
ロープウェイ前バス停留所の周辺は、平日で、季節はずれのせいか、
ひっそりして、休憩所も草が生い茂っていた。
このあたりの土地管理は、奈良県なのだろうか。それとも、奈良交通?
ちょっと観光地としては、さびしい風情。
御所駅までの途中、バス道路の両脇には、古くからの立派な門、
美しい瓦屋根の、手入れの行き届いた純和風のどっしりした家々が建ち並んでいた。
御所になにかのご縁があってやって来たわけだが、
こんな寒いときに、あんな雪の山上に行くことになるなんて、
ちょっと溜息の一日となった。
でも、少しお天気の神様に翻弄されたが、雨や大雪などではなかったわけだし・・・。
しかしながら、やはり、寒さは一気にではなく、徐々に体感したほうが、身体には良さそうだ。