加藤諦三氏の深層心理に関する著書を読んだ。
「言いたいことが言えない人」
かなり自分に当てはまる。
その中でも特に、高い理想と現実とのギャップから低い自己評価に苦しむあたりは、どんぴしゃり。
劣等感は、見下す気持ちからも生まれるとか。
優越感の裏返しである。
へりくだっているつもりが、実は見下しているのか。
自分を正当に評価できない。
その理由のひとつとして育成歴が影響しているらしい。
高い目標や理想を掲げる人々に囲まれ、不当な批評家がいる家庭。
実際の自分より高すぎる基準の中で育つ。
家庭のみならず、学校も。
特に学校は、息が抜けない。
学校と家庭の狭間、隙間に、息抜きの居場所を求める。
でないと、やっていけない。
そう言えば、わたしは、小学生四年生ぐらいの頃以来ずっと、一歩、家から出たら、のびのびしていた。
気持ちが明るく自由な気分になった。
結婚を機に、実家から脱出した時の、あの解放感。
でもそれは一時的なものであって、根本的な解決にはなっていなかった。
しかし、そこで思う。
記憶では小学生の高学年あたりから、楽しくない。
何故なんだろう?
自問自答してみると、おそらく自分にかかる負荷が強すぎたのだろう。
あまりにも優秀な未来のエリート軍団の中で、完全に押しつぶされたのではないかと分析する。
家庭では、フォローするどころか、教育は学校にお任せ、まる投げスタンス。
あのあたりから、歪みが生じたように思う。
小学校に入った頃の、理科の草花の学習や、言葉を教えてもらったあたりは、楽しかった記憶が残っている。
が、段々、学年が上がるにつれ、キツく苦しくなり、必死で無理やり頑張ってきた。
それが、小学生四年ぐらいからである。
まだ10歳。
家庭でも、父が重い病気を患い、暗く重苦しいハードな時期だった。
そのあたりの体験や記憶が、わたしのベースになっているのだろう。
重くのしかかったまま、乗り越えていないと思われる。
で、もう還暦まで来てしまって、今更、どうやって乗り越える?
生まれつき、わたしは天然系なので、皆さん、どんなエライ人も、加齢による認知症もぼちぼち出始めて、こちらの陣地に近寄りかけている。
こりゃあ、笑うしかないかなあと。
逆ギレではなく、優しく穏やかに、開き直って加齢を味方に、ゆっくり歩いていこう。
「言いたいことが言えない人」
かなり自分に当てはまる。
その中でも特に、高い理想と現実とのギャップから低い自己評価に苦しむあたりは、どんぴしゃり。
劣等感は、見下す気持ちからも生まれるとか。
優越感の裏返しである。
へりくだっているつもりが、実は見下しているのか。
自分を正当に評価できない。
その理由のひとつとして育成歴が影響しているらしい。
高い目標や理想を掲げる人々に囲まれ、不当な批評家がいる家庭。
実際の自分より高すぎる基準の中で育つ。
家庭のみならず、学校も。
特に学校は、息が抜けない。
学校と家庭の狭間、隙間に、息抜きの居場所を求める。
でないと、やっていけない。
そう言えば、わたしは、小学生四年生ぐらいの頃以来ずっと、一歩、家から出たら、のびのびしていた。
気持ちが明るく自由な気分になった。
結婚を機に、実家から脱出した時の、あの解放感。
でもそれは一時的なものであって、根本的な解決にはなっていなかった。
しかし、そこで思う。
記憶では小学生の高学年あたりから、楽しくない。
何故なんだろう?
自問自答してみると、おそらく自分にかかる負荷が強すぎたのだろう。
あまりにも優秀な未来のエリート軍団の中で、完全に押しつぶされたのではないかと分析する。
家庭では、フォローするどころか、教育は学校にお任せ、まる投げスタンス。
あのあたりから、歪みが生じたように思う。
小学校に入った頃の、理科の草花の学習や、言葉を教えてもらったあたりは、楽しかった記憶が残っている。
が、段々、学年が上がるにつれ、キツく苦しくなり、必死で無理やり頑張ってきた。
それが、小学生四年ぐらいからである。
まだ10歳。
家庭でも、父が重い病気を患い、暗く重苦しいハードな時期だった。
そのあたりの体験や記憶が、わたしのベースになっているのだろう。
重くのしかかったまま、乗り越えていないと思われる。
で、もう還暦まで来てしまって、今更、どうやって乗り越える?
生まれつき、わたしは天然系なので、皆さん、どんなエライ人も、加齢による認知症もぼちぼち出始めて、こちらの陣地に近寄りかけている。
こりゃあ、笑うしかないかなあと。
逆ギレではなく、優しく穏やかに、開き直って加齢を味方に、ゆっくり歩いていこう。