蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

80歳のコミック本

2018-02-04 | 老い
「傘寿まり子」という、80歳のおばあちゃんが主人公のコミックがある。
面白い。
作者は一世代若い女性だが、母親世代を意識しながら、自分の老後を探っているような、考えさせられるテーマが詰まっている。
老々介護だとか、そちらの面からではなく、人間解放、歳を重ねてからも新しい自分は築ける、みたいな、希望につながるような展開が予想される。
無料お試し読みで、二話しか読んでないから、まだなんとも言えないが。

わたしは、新しい自分とかに、別に出会ったり、築いたりしなくてもいい。
今までの養分で生きていきたい。
ラクダのコブみたいなかんじ。
自分の滋養で自分を養いたい。
新しく継ぎ足すのは少しでいい。

コミックの主人公のまり子さんのように、新しい風を起こさなくても構わない。
ただ、少しでも歳下の人ともお付き合いしないと、歳上はもちろん、同世代なら、わたしより先にこの世からお別れしてしまう可能性が高い。
なので、自分の方が、先にさよならパターンにしないと、自分だけ後に残されて、一人も友達がいないのも寂しい。
自己チュー的発想だ。

老化すると、キレたり忍耐力がなくなったり、疑心暗鬼になったり、肉体だけでなく、精神的にも老害があるようだ。
極力、老害は抑え、徐々に老いてゆく自分を穏やかに受容したいものである。

※今日の記事〆をバタバタ急いでいる感がある。
じっくり書き加えたいところだが、もうじき、予告時間より早く、娘一家がドタバタやって来るので時間がなくなった。
ちびっ子兄弟げんか、食べ物取り合いバトル時間に突入。
優雅に老いを憂っている余裕がない。
用意しなければ。
バタバタ。

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へにほんブログ