蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

長くて短い、おばあさんの一日

2020-08-06 | 日々のこと
さて、今日も暑くて長い一日になりそうだ。
長い一日を過ごした夜は、快眠。
朝までぐっすり。
これは、普通、逆なのでないかと思うが、わたしにとっては、それなりに長い一日は心身ともに疲れるのだろう。
長い一日は、昨日、今日、明日と続き、さらに、まだまだ続く。
4番目の孫が産まれたためなのだが。

日本人の人口は益々減少の一途、逆に日本にいる外国人の人口は増えている。
その中で、ほんの僅かでも人口増加、国力アップの底支えのお手伝いとなればと非力ながら思う。

自分が産むわけにはいかないが。
前に、娘さんからの受精卵を自分の子宮で育て、無事、子供(実質的孫?)を産んだ60代前後?の女性がいたが、スゴイ婆力、いや違った、馬力だ。
わたしには到底出来ない。
いろんな事情を抱えて是非!と懇願されても、やはりとても出来ない。
やろうと思えば生物的医学的には出来なくもないかも知れないが、やはりわたしは自分の身体のほうが大事。
世界一深い谷底めがけてバンジージャンプをお願いされるようなものか。

娘も頑張った。
このご時世、4人も産み育てるとは。
体育会系のガッツ、根性がものをいったのか。
今時は共働きは普通なので、働きながら子育てではあるが、若さと体力と気力がないと出来ない。
アタマの中は複数の重複したタスクがぎっしり同時進行。

あら、よかったわねー、頑張ったわねー、と、お気楽に対岸から眺めて言っている場合ではない。
火の粉はすごい勢いで降って来る。
後方支援担当としても、覚悟しないと。

何よりも一番の激務は、娘婿。
よくぞ頑張った。さらにこれからも。
家事育児能力は、わたしよりはるかにずっとスゴイ。
兼業主夫と兼業主婦の夫婦。
食事担当はお婿さんが一手に引き受けている。
育児もハンパない。
夫婦で仕事、家事育児を平等に分担し、まさに両輪となって家庭を動かしている。
どちらかが仕事、どちらかが家事育児、と偏るのではなく、一人ずつがそれぞれに仕事、家事育児を担っている。
今更そんなことをわざわざ書くこともないが、世の中には、若いのに頭が旧態然とした夫を持つ、かわいそうな女性たちがまだまだいるようだ。
娘婿、3人目の時は育児休暇を半年取ったが、今回は取らない様子。

それにしても、ため息が出るのは、わたしが、気力体力もすっかり減退したおばあさんだからか、、、。
わたしの過ごしてきた、旧式時代は完全に終わったと感じる。