蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

溢れる思い

2022-09-09 | ブログ
わたしのブログは、かなり前々から(そう、開設し始めた頃から)ずっと続けてお読みいただいている方だけにしか、わたしをご理解いただけないと思っている。 
(もちろん例外も)
開設して今月から16年目に突入している気長ブログなのだが。
理解といっても、賛同や共鳴、後押しではなく、こんな人がこんなことを考えてるんだな(けしからん)ぐらいで十分中の十分。
わたしの愚痴にお付き合いいただき本当に感謝している。
(お読みいただかなくても全然構わないです)
映画「幸せの黄色いハンカチ」の生存確認のような、ピンポイントの、細いピアノ線のような繋がりでわたしはとても満足している。
また、お互い、長い時間をかけて、その人を知ることの喜びを感じている。
大袈裟かも知れないが、人生の心の宝物になっている。

それはそうなのだが、複雑な思いもある。
快適で抜け感のある距離感を保つのはなかなか難しい。

個人ブログは、バーチャルではなく、リアル実体に繋がるツールである。
ほぼほぼ毎日長文のFacebookみたいなものだ。
架空のブログや、企業、団体のブログもあるが、作業しているのは人間。
仕事でやっている人もいる。
ロボットがやっていることもある。

さて。
話は中途半端に変わる。(わたしは、これが多い)
裕さんとブーツさんのリアルパリの話。興味深い。
日本にいても毎日、エッフェル塔にお目にかかる。
それは商品に使われるモチーフとしてのエッフェル塔。
ファッション、食品、雑貨、、、日常のありとあらゆるところで、エッフェル塔を目にする。
孫のTシャツだけでも、どれだけいっぱいエッフェル塔があるか。
クッキーの缶も、エッフェル塔、包装紙もエッフェル塔、、、。
パリ。わたしの身近な日本に置き換えると、KOBEブランド?
ファッションもさることながら、スイーツコーナーやお土産屋さんに行くと、必ず神戸の文字が目に入る。
イメージ戦略。
マンションの名前にまで神戸が使われている。
実際は行政管轄外で神戸に入らなくても。
人々のこころを惹きつける何かがあるのだろうけれど。
わたしはそのあたり、実際のリアル現実を知っているが、知らん顔。
生活者の目、裏の顔、そんなものはイメージ外。
固定概念の邪魔になる。
その逆もある。
悪いイメージが定着している、先入観の塊りのような場所、言葉、人物もある。
払拭するには長い時間がかかる。

良いイメージも悪いイメージも時間をかけて醸成されている。
イメージはイメージとして、現実は現実として、両方見る、両方知る、そして、自分の目ではどう見るか、感じるか。
これまた長い時間と考察が必要だ。
良い時も悪い時もある。
晴れの時も雨の時もある。
一長一短、表裏一体、どちらも真実。
どう調整して自分の中に取り込むか。

知らない幸せもある。

ちなみに、話はころっと変わる。(またか)
裕さんのブログで紹介していただいたが、わたしのブログカテゴリーでリアルパリがある。
内容はチャチなもので、わざわざ現地に行ってリアル報告するようなレベルのものではない。
ただただリアルタイムにインターネットで、チマチマiPodを使い細々悪戦苦闘しながらアップしたかった、当時のわたしがいる。
大きな理由はない。
ただ、行きたかっただけ。
だが、思いを行動に移すのには相当の時間とエネルギーと、背中を押すものが必要だった。
「ブログで散々行く行くって言ってるけど、あなた、いったいいつ行くの?」と、姉の一言で決めた。
そして、その日が将来の中で1番若かった。
インターネットは杖として使った。
だが、現地では携帯電話も固定電話も使えず、大きな不安に包まれた。
事故、災害、病気、、、何かあったらどうすればいい?
ではあるが、わたしの宝物になった。
あの年齢の自分はもう二度と再び戻らない。
20歳30歳50歳、この節目節目に一人旅をしたことは、かけがえない時間となっている。
70歳でまた行きたいかも。
ではあるが、エネルギー的にも心身的にも、国内のほうがゆったり楽しめる。
年齢の若い順に遠い所から行き、歳取るに従って近場が快適。
政治家の皆さんは高齢でもあちこち、日程をこなされてスゴイ。しかも公務。脱帽する。
と、いきなり、庶民目線から政治家へと話は飛び、相変わらず中間がない。
滑らかではないわたしの脳の特徴そのもののようだ。

ぺらぺら、まとめもなく、思いつくまま気の向くまま、幼児か超高齢者のごとく脳の中から言葉が溢れ出す。

あ、それから。
天寿を全うされたエリザベス女王、ご冥福をお祈りします。
またまた話しがテッペンに上がった。
だが、何の関わりもないわたしではあるが、わたしにとってはこころに被さる重みのある事象である。