しっかりした娘たちに、親がキツい言葉を投げかけられる構図は、あまりないようだ。
(裕さんとこのお母さんや、奥さんたちのように)自分の親から自分達子供がキツく言われても(母親から娘に)、親である自分が、自分の子供にキツく言われることはないようだ。
キツく言うのは親から子へ。
子から親へ、ではない。
順序が逆。
水は高いところから低いところに流れる。
儒教の精神は、歳上を敬うこと、、、だったような。
ということは、子供たちに、なめられている?
ばかにされている?
軽んじられている?
敬老精神ゼロ?
いつまでも親は偉く君臨すべきなのか。
わたしは姑を見て、最後まで威厳を保っていたかというと、複雑な心境になる。
が、決して子供側からキツイ言葉は投げかけない。
尊重し、尊厳を崩させるようにはさせず、距離感をもって対応した(つもり)。
それに比べてわたしは、、、
皆んなに気遣いせず自己チューなキャラクターの持ち主の、自業自得である。
当然だと思う、、、が、悲しい。
今ごろ悲しむのであれば、もっと身を粉にして皆のために尽くせば良かった?
否、ノン!
見返りを求めて行動するのは偽善だと、わたしは思っている。
(労働に対する賃金は別もの。
成果に対する評価も別もの)
と、順序を大事にしたいが、キレイごとばかりを言っていられない。
目的を持って行動することは良いことだ。
モチベーションは必須。
「○○して欲しい」と口に出して言わないとわからない、相手がしてくれない状態は理想的ではない。
相手から言われなくても、空気を読め、気持ちを察しろ、相手の欲求を知れ、ということだろう。
わたしの場合、鈍感なので言われないとわからない、行動しない。
先々、先回り出来ない。しない。
指示待ち人間は、ダメなんだそうだ。(娘が孫にそう言って叱っている)
わたしは今まで指示待ち人間で姑との間はうまく行っていた。
これが相手が自分より下の子供に代わると、上の立場の人間としては、指示待ちを継続しているわけにはいかないようだ。
上に行けば上の行動が求められる。
わたしは永久平社員を希望する。
上部の管理職、指示する立場は苦手だ。
と、ここで、、、
親と子、キツく言うのは親から子供のはずなのに、子供から親で逆なのはなんだか順序が変だと思っていたが、謎が解けた。
そうか!!
ここで、やっと気づいた。
ぽろっと目から鱗状のものが落ちた。
(そうとう、遅い)
わたしは、人の上に立つのが苦痛なのだ。
地面すれすれで、誰にも指示されず指示もせず、マイペースで好きなようにしたいのだ。
そして、「時間」の捉え方が違う。
1分1秒を争う時にでも、ぼーっとしている。
問題意識がないからだそうだ(長女、曰く)
ま、天然キャラだから仕方ない。
今更変える気もないし、敬老の精神で大目に見てねーーー。
(開き直って努力しないと嫌われる?
「老いては子に従え」って偉い人が言っていたなあ)
日曜日、朝早くからわたしの実家に向かう電車の中で、延々と暇つぶしに入力したマイ蝶ブログに、気づきを得て救われた。
暇つぶしも意図しない成果を得ることがあり、悪くない。
しかし、やはり道のり、電車で片道2時間は長い。