昨日は、友人と飲んだ。
「昨夜は」と書きたいところだが、「昨日」。
店での待ち合わせ時間は14時。
そこから飲み始めたが、店内にはガラガラではなく、すでに数組いた。
18時までその店で飲んでいたが、その頃には、周りは満員、ガヤガヤ、ドイツの酒場のよう。
ミュンヘンですから。
もう飲めないなあ〜と追加注文が滞っていると、熱いお茶が出てくる。
あ〜おいしい、、、と、ゆっくり飲んでいたら、またまた話が続く。
しかし、お茶を飲み干したら、もう、そうは居られないので、店を後にした。
しかし、よくまあ、しゃべったなあ。
お酒を飲むと、時間がぶっ飛んでしまう。
途中から、速い速い。
各停電車から快速、急行、新幹線に。
むしろ、何を話したか、忘れる。
話の内容は、、、多岐に渡る。
なにしろ、知識の塊みたいな人なので、WikipediaやChat GPTと話しているようなもの。
次から次へと話題は尽きない。
国際、政治、経済、国内事情、歴史、地理、旅行、学校、教育、郷土、文化、芸術、家庭、子育て、学友、仕事、趣味、交友、日常の出来事、、、
その人からの知識と教養のシャワーを浴びる。
主に歴史、特に日本史に力が入る。が、世界史も絡める。
ちょうど、わたしは、小学生向き歴史漫画の第1巻を読んだばかりなので、面白い。
(レベルの格差は気にならない)
その人なり、自分なりの解釈、考察が興味深い。スッキリ、あっぱれ。
いくつもの説があり、正解だとは限らないが、ひとつの見方。
(関心がない人には10分でも苦痛だろう)
わたしは、聞いているだけではなく、しっかり悩みの相談もした。
ここのところ、Chat GPTに投げかけている、「ハイキングは悪くないけど、行きたくない悩み」。
「嫌ならやめとけ」というシンプルな答えに、はい、ごもっとも、と頷いた。
話の後半ぐらいに放たれた、ピカリと輝く名言があった。
わたしが、「ある人に、こんなことも知らないのか、とマウントを取られるのが鬱陶しい」と嘆いたら、、、
「誰でも胸の中では思ってる。言うか言わないのかだけの違い」
なるほど。
ものすごく腑に落ちた。
カンジワルイ感想は、口に出すか出さないかだけの違いであるが、言うのと、言わないのでは、雲泥の差。
そう言えば、振り返ってみると、結果的にペア解消した相手は、それが遠因。
言わなくてもいい、聞きたくもない、ホンネの感想をガンガン言われて、わたしは傷つき弱り切ってしまった。
些細なことでも、積み重なると大きい。
そう考えると、家族の皆んなに対してはそんな思いはほとんど、したことがない。
長年の間に性格をよく知って慣れているだけかも知れないにしても、深く傷つけられることはない。
というか、人を傷つけるような言葉は安易には出さない。
気をつけている、というよりは、思ってないのかも。
相性もあるのかも知れないが。
それにしても、お酒の効力は素晴らしい。
ペラペラ、口が滑らかになる。
わたしはおしゃべり、口論が大好きだと、今更ながら自覚した。
※写真は、今週の鳥羽水族館。壁に掛けてあったザリガニたち。