夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『虹色デイズ』

2018年07月16日 | 映画(な行)
『虹色デイズ』
監督:飯塚健
出演:佐野玲於,中川大志,高杉真宙,横浜流星,吉川愛,
   恒松祐里,堀田真由,坂東希,山田裕貴,滝藤賢一他

TOHOシネマズ伊丹で2本ハシゴの1本目。
またまたこんな若い子の観るもんをオバハンがと思ったけれど、
別に妄想を抱いているわけではないです(笑)。
キュンキュンするぐらいは許されるでしょ!?

原作は水野美波の同名少女コミック。
TVアニメ版はTSUTAYA DISCASのレンタル枚数消化のために観ました。
そのおかげで話に入り込みやすく、よりキュンキュンできました。

高校2年生男子のなっちゃん(佐野玲於)、まっつん(中川大志)、
つよぽん(高杉真宙)、恵ちゃん(横浜流星)は、大の仲良し。
性格も趣味もバラバラだけど、いつも一緒にバカをやっている。

なっちゃんは杏奈(吉川愛)に片想い中。
距離を縮めたいのに、彼女に近づくと必ずまり(恒松祐里)に邪魔される。
まりは杏奈の親友だが、親友以上の想いを持っている様子。

途方に暮れるなっちゃんの援護射撃をしようと、
女友だちをつくるのはお手の物のまっつんは、まりを落とそうと考える。
しかし、まりの敵意は相当なもので大苦戦。

つよぽんには共通のコスプレ趣味を持つ彼女、ゆきりん(堀田真由)がいる。
ほかの3人とはちがって成績もめちゃくちゃ良いつよぽんは、
ゆきりんと同じ地元の大学へ行くか、東京の大学へ行くか悩み中。

モテモテの恵ちゃんにコクりにくる女子は数知れず。
でも、恵ちゃんにはピピッとくるものがない。

こんなふうに4人それぞれに、恋の予感その他いろいろあるけれど上手く行かず……。

男子も女子もみんなカワイイ。
やっぱり映画なんだから、ビジュアル的にイケているほうが楽しいわけで。
こんなにカワイイ子たちが惚れた腫れたとやっているのを見るだけで
ワクワクするし、キュンキュンするし。
ホロリとくる場面ももちろんあるから、大満足の青春ものなのでした。

まりの兄役の山田裕貴、やさぐれた教師役の滝藤賢一
何気に優しい千葉ちゃん役の坂東希もいいですよ。

あぁ、カワイイ。カワイイだけでこんなに楽しいなんて。
青春は良いのだ!

そうそう、読書好きの杏奈が読んでいる本いろいろ、
本のタイトルがちらりと見えたり見えなかったり、時には大写しになったり。
ちらりと見える1冊は、乙一『夏と花火と私の死体』
大写しになる1冊は中島らもの『頭の中がカユいんだ』でした。

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