夜な夜なシネマ

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『ゾンビランド:ダブルタップ』

2019年12月03日 | 映画(さ行)
『ゾンビランド:ダブルタップ』(原題:Zombieland: Double Tap)
監督:ルーベン・フライシャー
出演:ウディ・ハレルソン,ジェシー・アイゼンバーグ,アビゲイル・ブレスリン,
   エマ・ストーン,ロザリオ・ドーソン,ゾーイ・ドゥイッチ,ルーク・ウィルソン他
 
TOHOシネマズ伊丹にて2本ハシゴの2本目。
『アナと雪の女王2』とどちらを観るか迷いましたが、
『アナ雪』はたぶんロングランになるでしょうし、
速攻で上映終了しそうなこちらを観ておかねばきっと後悔する。
 
楽しかったんです、前作の『ゾンビランド』(2009)。
おバカ極まりない作品だったのに、玄人の評価も高かった。
なにしろクエンティン・タランティーノが同年のベスト5にまで選んでいます。
そんな作品だったから、10年ぶりの続編製作と聞いて嬉しかった。
結果、まぁまぁ。もう続編は要らんかな(笑)。
 
突然増殖したゾンビを独自のルールを貫いてなぎ倒し、生き延びてきた4人。
体力と射撃力に自信を持つオッサン、タラハシー。
元はゲームオタクでひきこもりの大学生、コロンバス。
詐欺師だった姉妹、ウィチタとリトルロック。
今はコロンバスとウィチタは仲睦まじいカップル。
出会いも何もなくてつまらないリトルロックは、父親面するタラハシーのことがうざい。
 
安全なホワイトハウスに住み続ける彼らだったが、
コロンバスがウィチタにプロポーズして怒らせた翌朝、
姉妹は乱暴な手紙を残したうえにタラハシーの愛車を盗んで出て行ってしまう。
 
ウィチタに未練たらたらのコロンバスは、
ひまつぶしに出かけたモールで、頭も尻も軽いマディソンという女性と出会う。
タラハシーの反対を押し切ってマディソンをホワイトハウスに連れ帰り、
彼女から言い寄られて一夜を共に。折悪くそこへウィチタが戻ってくる。
 
ウィチタによれば、姉妹がタラハシーの車を走らせているときに、
バークレーという男性と出会い、リトルロックが一目惚れ。
ウィチタを残してリトルロックとバークレーは逃げてしまったらしい。
タラハシーとコロンバスは一緒にリトルロックを探すことにするが、
マディソンだけ置いて行くこともできず、
呆れるウィチタの冷たい視線を浴びながら、マディソンを同乗させるのだが……。
 
悪くはないけれど、決して一般受けはしません。
そもそもオタクネタが多く、ビル・マーレイを知らなきゃまず笑えない。
“ターミネーター”の話にはついていける人も多いかと思いますが、
それも知らないようだと面白さ半減どころか9割減かも。(^^;
 
しかし疾走するゾンビはやっぱり怖いでんな。殺しても殺しても死なんし。
殺し方にそれほど工夫がないのはイマイチ。
ほほ〜っとうならせるような大技、出ないもんですかね。
 
ゾンビも変異してどんどん強くなる。今後のゾンビ映画はさらに怖くなる!?

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