『アナと雪の女王2』(原題:Frozen 2)
監督:クリス・バック,ジェニファー・リー
声の出演:クリステン・ベル,イディナ・メンゼル,ジョナサン・グロフ,ジョシュ・ギャッド,
スターリング・K・ブラウン,エヴァン・レイチェル・ウッド他
『ドクター・スリープ』とハシゴ、同じくTOHOシネマズ梅田にて。
いやはや、凄い人気です。
前作『アナと雪の女王』(2013)が大ヒットしたからって、
続編つくってもそう上手いこと当たるかいなと思ったのに、なんすか、この勢いは。
凄すぎて冷めている私ですが(笑)、でもやっぱり観なきゃ文句も言えないし。
で、観たらむしろ前作より面白かった。と言いつつところどころ寝ました。(^^;
雪と氷を操る力を持つアレンデール王国の女王エルサは、
妹アナと共に王国を治めながら穏やかな日々を過ごしている。
ある日、エルサの耳に不思議な歌声が届く。
エルサにしか聞こえないその歌声の正体を探すため、アナとエルサ、
アナの恋人クリストフとトナカイのスヴェン、雪だるまのオラフは共に旅へ。
かつて、アレンデールと森に暮らす民族ノーサルドラの間には交易があった。
アナとエルサの祖父に当たる国王ルナードが、両者の友好の証としてダムをつくり、
その完成を祝うめでたいはずの日に何があったのか、両者間で戦いが始まり、
騒ぎに怒った精霊たちがその場を深い霧で覆って、
そこに居た者を森から一歩も出られぬように閉じ込めてしまった。
以来30年以上もの間、兵士たちはアレンデールへ戻ることができず、
ノーサルドラの民たちも霧の中で空を見ることができずにいる。
歌声に導かれるようにして森までやってきたアナたちは、
歌声の謎を解けば、エルサが魔法の力を持って生まれた理由がわかると考え……。
吹替版のほうが人気ですから、
吹替版が満席のために字幕版に流れざるをえなくなったちびっこもいた様子。
そんなちっちゃい子どもが字幕についていけるとは思えないのですが、
オラフやスヴェンにみんな笑っていましたねぇ。
序盤は実はちょっぴりうとうとして、子どもたちの笑い声で目が覚めました。
エルサのひとり旅が始まってからは睡魔も消えて、
話としてはこの続編のほうが大人向けで面白いような気がしてきて。
だけど大人向けということは、子どもには少しややこしいかもしれません。
陰謀やら策略やらをすでにじゅうぶん理解できる観客席の子どもも嫌だ(笑)。
理解はせずにただ映像と歌声を楽しんでくれるほうがいい。
今回の歌が前作と同じように大合唱できるものとは思えなかったのですが、
鑑賞から1週間経つ今でも本作の歌が頭の中を流れまくっています。
1度聴いただけで口ずさめてしまうメロディーなんだなぁ。
とりあえずそのうち吹替版も観てみますかね。