夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『エンド・オブ・ステイツ』

2019年12月05日 | 映画(あ行)
『エンド・オブ・ステイツ』(原題:Angel Has Fallen)
監督:リック・ローマン・ウォー
出演:ジェラルド・バトラー,モーガン・フリーマン,ジェイダ・ピンケット・スミス,
   パイパー・ペラーボ,ニック・ノルティ,ダニー・ヒューストン他
 
『アナと雪の女王2』も一応観なあかんと思いつつ、
そろそろ上映終了してしまうかもしれない本作が気になって、
日曜日に16時の晩ごはんを終えてから109シネマズ箕面へ。
 
ジェラルド・バトラー主演のアクション・シリーズ第3弾、とかいう触れ込みですけれど、
前作のことはほとんど忘れているし、
“エンド・オブ・なんたら”っちゅうタイトルだけのシリーズだと思っていました。
前々作と前作のあらすじをおさらいしてみたら、確かにちゃんとシリーズだった。(^^;
 
最強のシークレットサービスとして米国大統領を守ってきたマイク。
下院議長から副大統領へ、そしてついに大統領となったトランブルの信頼も厚く、
まもなく退任するシークレットサービス長官から後任はマイクにと言われている。
しかし、長年酷使してきたせいで体はぼろぼろ。
妻と生まれたばかりの娘との時間を持ちたいこともあって引退を考えるが、
現場にできるだけ留まっていたい気持ちもある。
 
ある日、休暇中のトランブルが湖で釣りを楽しんでいたところ、
突然大量のドローンが飛来し、爆撃を開始する。
湖岸に多数配置されていた護衛は皆、攻撃を受けて即死。
トランブルの船に同乗していた護衛も即死。
なんとかその船に追いついたマイクはトランブルと共に湖へ飛び込む。
救出されて病院へ運ばれるが、トランブルは意識不明のまま。
目を覚ましたマイクには手錠が掛けられていた。
 
マイク以外の護衛がすべて死亡したこと、
マイクには隠し口座があり、そこに多額の金が振り込まれていたことなどから、
彼は大統領暗殺未遂容疑でFBIに拘束されてしまい……。
 
「んなもんあるわけないやん」な展開。
マイクの元同僚ウェイドはきっと観る人誰もが疑う怪しさ(笑)。
ウェイド役のダニー・ヒューストンって、悪役が多いんですよねぇ。
一見善人、でも裏切り者のイメージが付いています。
善人役を演じたらいい人に見えるのかしらん。
 
トランブル役のモーガン・フリーマン
シークレットサービス長官役のランス・レディック、格好いい。
マイクの妻役、見たことあるけど誰だっけと思ったらパイパー・ペラーボ
彼女には『コヨーテ・アグリー』(2000)のイメージしかないんですが。
 
誰がいちばん良いって、マイクの父親役のニック・ノルティ
シワシワの爺さんが息子の家族のために奮闘する姿には胸が熱くなります。
まさかこんなシワシワの裸体を披露するはめになるとは思わなかったでしょう(笑)。
 
どんなにヨレヨレでも最後は必ず勝つという安心感。
ジェラルド・バトラー出演のアクション作品の良いところ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする