夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』

2024年08月12日 | 映画(は行)
『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』
監督:岡村天斎
声の出演:山下大輝,岡本信彦,梶裕貴,佐倉綾音,石川界人,
     稲田徹,中村悠一,宮野真守,生見愛瑠,三宅健太他
 
久々のシアタス心斎橋にて2本ハシゴの1本目。
いつぶりのこの劇場かなと調べてみたら、1年半以上ぶりらしい。
ハシゴの前に30分ほどあったから、地下の心斎橋ネオン食堂街でビールとアテを注文。
そうしたら思いのほか出てくるのに時間がかかって最初の5分を見逃しました(泣)。
 
まぁいいや、原作もTV版もまったく知らないアニメだし。
観るきっかけになったのは、今は無きTOHOシネマズの1ヶ月フリーパスポート
それを使って劇場版第2弾を観た流れで第3弾も観たのでした。
んじゃ第4弾である本作も観ねばなるまいということで。
 
世の中のほとんどの人が生まれながらに「個性」を持っていて、その個性を悪用する者もいる。
主人公のデクは、そういったヴィラン(=悪者)を倒すため、
個性を伸ばしてヒーローを養成する学校のヒーロー科に在籍する生徒のうちのひとり。
で、デクと同学校の生徒たちがヴィラン相手に戦うのですよね。
 
今回は、ヒーロー中のヒーロー、オールマイトがNo.1の座を退いた後、
自分こそが次のオールマイトだと言って現れる者が。
途中からダークマイトを名乗りはじめるそいつの個性は「錬金」
虚構のジャングルとか草原とか、何でも錬金で作り出しちゃいます。
 
ダークマイトに拉致されたのが「過剰変容」の個性を持つアンナ。
よくわかりませんが、アンナが触れるとその人の個性が過剰変容して力を持つよう。
ただし、誰でもそうなるわけではなくて、アンナの適合者だけ。
大半の人は適合せず、アンナと触れれば倒れてしまいます。
ダークマイトは世界征服を目論み、アンナの力を悪用しようとしているのです。
 
そんなお嬢様アンナのそばにいてずっと支えてきたのが執事のジュリオ。
ジュリオは「個性を相殺する」個性を持っていて、
アンナの個性が一定の域を超えるとそれを自分で吸い取って相殺する役目を果たしていました。
もしもジュリオですらアンナの個性を抑えられなくなったときは、
自分を殺してほしいとアンナから言われていたジュリオは、
ダークマイトからアンナを取り返して殺そうとしています。
 
ここでジュリオに出会ったデクがアンナ殺害を見過ごすはずもなく、
なんとかアンナを救う方法を探そうとジュリオを説得、共に戦うのでした。
 
って、ちいともわからんと思っていたわりにはちゃんと書けてませんか!?
なんだかんだで面白いから、睡魔に襲われることもなく最後まで。
 
今回のヴィラン、ダークマイトはちょっと何でもありすぎの感が。
こんなに何でもできるなら、絶対負けませんよね。
死んだと思ってもまた出てくるし、かなりしつこい。
爆豪くんと轟くんが瞬間移動のジジイと対決したときのように、
相手の弱点を明らかにしてからそこを突く、みたいなほうが観ていて面白いんですけど。
 
オリジナルを追いかける気はまったくありませんが、劇場版が制作されればまた観ると思います。
私はデクよりも上記ふたり推しで。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2回目の『ツイスターズ』をS... | トップ | 『インサイド・ヘッド2』〈... »

映画(は行)」カテゴリの最新記事