夜な夜なシネマ

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シアタス心斎橋のグランシアターで映画を観る。

2021年03月26日 | 映画(番外編:小ネタいろいろ)
イオンシネマ茨木に行ったとき、気になるCMが流れていました。
心斎橋に新しくイオンシネマができたらしい。そんなん知らんし。
心斎橋のどこに今さら映画館をつくるというのかと訝りながら、
帰宅してから調べてみたら、心斎橋パルコの12階ですと。
スクリーンは7つもあるという。シネコンやん!
 
シアタス心斎橋。さっそく行ってみなくちゃと、午後休を取りました。
7つあるスクリーンのうち、1つはグランシアターという名の超ハイグレードシアター。
客席はわずか9つ。しかも現在はコロナ対策で席を空けて販売しているから、
5人入れば完売です。でも前日にも完売になっていないのは何故?
 
鑑賞料金が4,000円もするんです。
イオンシネマは55歳以上1,100円で鑑賞できるというのに、
グランシアターでの鑑賞にはそれが使えないどころか、
レディースデーだとかレイトショーだとかの割引も一切なし。
そりゃ誰でも躊躇しますよねぇ。
 
躊躇はしても、一度くらい観てからじゃないと文句も言えん(笑)。
まずは『グレイテスト・ショーマン』(2017)のチケットを確保。
4,000円だけど、ワンドリンクとおつまみが付いてきます。
 
入場前にコンセッションスタンドでチケットを見せると、
グランシアター用のメニューを見せてくれます。
選択肢の中にはソフトドリンクのほか、ビールにワインにスパークリングもあり。
おつまみはミックスナッツかチョコレートを選ぶ。
 
そんな程度のおつまみかと侮ることなかれ。
ミックスナッツは飛行機で配られるやつみたいな小さいやつではない。
その場で食べきったら食べ過ぎやろというぐらいのサイズです。
チョコレートはフェレロのもので3個入り。
ビールはアサヒドライプレミアムのほか、コエドの缶もあります。
ワインはプラスチックカップに注がれたものですが、たっぷりなみなみ。
 
これらを自分で運ばなくていいんです。
グランシアター入口へ行くと、赤い絨毯の敷き詰められた通路をスタッフに案内されて座席へ。
その後、さきほど注文したドリンクとおつまみが席まで運ばれ、
スタッフがかしづいて渡してくれるのですから、こっちが緊張する(笑)。
 
荷物置きの籠と靴を置くトレイも各座席前に用意され、
足を目一杯伸ばせるリクライニングシート。こりゃ寝てしまいそう。
ちなみに無料で貸し出してくれるブランケットは持ち帰っていいそうです。

スクリーンは目の前に広がり、音の大きさもちょうど良い加減。
こんなホームシアターがある家に住みたいなぁ。そんな感じ。
 いや~、この4,000円はアリですな。
映像との一体感がまったくない4DXなんかよりずっと価値があると私は思う。
一度くらいいかがですか。

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