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『バック・トゥ・ザ・フューチャー』

2020年06月02日 | 映画(は行)
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(原題:Back to the Future)
監督:ロバート・ゼメキス
出演:マイケル・J・フォックス,クリストファー・ロイド,リー・トンプソン,
   クリスピン・グローヴァー,クローディア・ウェルズ,トーマス・F・ウィルソン他
 
先週の土曜日、またまた大阪ステーションシティシネマへ。
やっぱり“午前十時の映画祭10+”で旧作を鑑賞。
 
本当は9:30上映開始の『JAWS/ジョーズ』(1975)狙いだったんです。
(というと、便秘症かと尋ねられることがたまにあるのですが、
逆です、逆。便秘知らずだから、出さないままには出かけられない(^^;)、
それまでうだうだしていたら、間に合わなくなってしまった。
代わりに何を観ようかと考えたとき、10:00上映開始の本作が浮上。
 
1985年のアメリカ作品。
これはさすがに劇場で観たことがあると思うんです。
USJの“バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド”でゲロ酔いしかけたことも思い出す。
怖いんじゃないんです。
縦揺れはなんぼ揺れても平気なんですけど、横揺れはゲロゲロ〜。
 
誰もが知っている『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ですけれど、おさらい。
 
クリストファー・ロイド演じるドクことエメット・ブラウン博士は、
スポーツカーのデロリアンを改造してタイムマシンを開発中。
マイケル・J・フォックス演じる高校生のマーティ・マクフライとは、
歳は相当離れているものの大親友。
 
ある日、タイムマシンを完成させたドクから呼び出され、
マーティは深夜のショッピングモール駐車場へ。
さていよいよ今から過去へ行くぞというとき、
ドクが部品を入手するために取引をしたテロリストの襲撃に遭う。
テロリストを騙したドクは銃弾を浴びて死亡。
 
ついデロリアンに乗り込んだマーティが着いた先は1955年。
デロリアンは故障しているから、このままでは元の世界に帰れない。
ドクの自宅を訪ね、未来の世界ではドクと自分が友だちであること、
ドクのタイムマシンに乗ってやってきたことを説明。
ふたりで考えた末、唯一の帰る方法を思いつく。
 
さて、1955年当時、マーティはもちろんまだこの世に生まれていない。
父親のジョージと母親のロレインは高校生で、話したことすらない様子。
このあと両親は恋に落ちるはずだったのに、
ふとしたことからロレインはマーティに好意を抱く。
 
自分はあなたの息子ですとも言えず、困り果てるマーティ。
このままではマーティも彼の兄妹も、存在が消えてしまう。
未来が変わらぬよう、両親の仲を取り持とうとするのだが……。
 
公開当時に観たとき、こんなに面白いと思った記憶がなく。
めちゃくちゃ面白かった。よかった。
本作で人気を極めたマイケル・J・フォックスが、
その後パーキンソン病に罹って大変な思いをしたことなどが
今はわかっているからかもしれないけれど、
だからって評価が甘くなっているわけじゃない。面白い。
 
ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの“The Power of Love”がかかった瞬間にテンションが上がり、
冒頭からワクワクします。
1955年の音楽だったりファッションだったりも楽しくて、
結果的には『ジョーズ』を観るよりもこちらのほうがいい鑑賞時間だったかも。
 
いじめられっ子だった父親が、マーティが過去を変えたせいでそうではなくなる。
嬉しいことではありますが、立場が逆転して偉そうにしすぎじゃないか。(^^;
その点だけはもうちょい器のでかいところを見せてほしかったような。
 
続編も公開中ですが、う〜ん、これは1がいちばん面白かった記憶は合ってます?

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