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夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『風に立つライオン』

2015年03月21日 | 映画(か行)
『風に立つライオン』
監督:三池崇史
出演:大沢たかお,石原さとみ,真木よう子,萩原聖人,
   鈴木亮平,藤谷文子,中村久美,山崎一,石橋蓮司他

日曜日にまたまたTOHOシネマズ西宮で2本ハシゴ。

最初に予告編を観たのは、確かまだ今年に入る前のこと。
以来5度くらい同じ予告編を目にして、やっと気づきました。
これ、三池崇史監督の作品なんや!と。

この予告編で、いったい誰が、あの三池監督の作品だと思うでしょう。
オッサン、年とったなとか、守りに入ったなとか、残念に思った人も多いはず。
私も「えっ!?」と驚きましたが、すぐにニンマリ。
というのも、私がそもそも三池監督ファンになったのは『中国の鳥人』(1998)を観たのがきっかけ。
椎名誠の同名小説が原作のそれは、残酷なシーンが皆無というわけではないけれど、
中国・雲南省の少数民族との交流を描いた寓話的作品でした。
本作が三池監督作品だと気づいたとき、『中国の鳥人』が頭をよぎって納得。

アフリカで医療活動に従事した実在の日本人医師の話を聞いて
“風に立つライオン”という曲をつくったさだまさしが、
2013年に自ら書き下ろした同名小説の映画化。

1987年、大学病院に勤務する島田航一郎(大沢たかお)は、
学友で同僚の青木克彦(萩原聖人)とともに、ケニアの長崎大学熱帯医学研究所に赴任。
航一郎だけ飛行機に乗り遅れてケニア入りの日に間に合わないという前代未聞のボケっぷりに、
所長の村上雅行(石橋蓮司)は先行きを心配するが、
予想外に航一郎の働きぶりは素晴らしく、仲間と患者の信頼を得る。

あるとき、航一郎と克彦は、ケニアの国境近くの赤十字病院から派遣要請を受ける。
そこはスーダンの内戦で傷ついた兵士らが運び込まれるところ。
地雷を探すために原っぱを歩かされて大怪我をした子どもも多い。
あまりに残酷悲惨な状況に航一郎は戸惑いつつも、できるかぎりのことをしようとする。

予定されていた2カ月の派遣期間が終わり、研究所に戻る航一郎と克彦。
ほっとする克彦とは対照的に、本来の明るさを失ったような航一郎は、
しばらくすると再び赤十字病院行きを希望して周囲を驚かせる。

舞い戻った航一郎を誰もが歓迎。
航一郎は同病院の看護師・草野和歌子(石原さとみ)と協力し、負傷者の手当てに奔走する。
そんな折り、航一郎の目の前に担ぎ込まれる一人の少年兵。
彼は誰にも心を閉ざしたまま、航一郎にも敵意を剥きだしにするのだが……。

当時の様子を振り返る形で、若干の老けメイクをほどこした克彦役の萩原聖人や、
航一郎と結婚を考えていた秋島貴子役の真木よう子が語ります。

“風に立つライオン”に出てくる「あなたや日本を捨てたわけではなく」という歌詞。
日本にだって苦しんでいる人がいるのに、どうしてそんなところまで行くんだと問われたら、
私は伊坂幸太郎の『砂漠』を思い出します。
目の前で泣いている人を救えなくて世界が救えるか。
日本でもそうでなくても関係ない。今目の前にいる人を救いたい。
それだけじゃないかなと思います。

誰かのせいにしなければ耐えられない苦しみもあるという言葉には
宮部みゆきの『小暮写眞館』を思い出し。
手紙のシーンにも涙ぼろぼろ。
愛する人に寄せるとしたら、あの一行しかないでしょう。

「僕は現在(いま)を生きることに思い上がりたくないのです」。
心に染みました。

引き出しの多い三池監督、お得意のバイオレンス作品も面白いけれど、
こんな作品に懐の深さを感じます。やっぱり大好きです。

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『博士と彼女のセオリー』

2015年03月20日 | 映画(は行)
『博士と彼女のセオリー』(原題:The Theory of Everything)
監督:ジェームズ・マーシュ
出演:エディ・レッドメイン,フェリシティ・ジョーンズ,チャーリー・コックス,
   エミリー・ワトソン,サイモン・マクバーニー,デヴィッド・シューリス他

六甲道へ行く前にTOHOシネマズ西宮にて。
前述の『さいはてにて やさしい香りと待ちながら』とハシゴ。

車椅子の天才物理学者、スティーヴン・ホーキング博士と
彼の妻ジェーンの出会いと結婚生活を描いたドラマ。
ホーキング博士を演じたエディ・レッドメインが第87回アカデミー賞で主演男優賞を獲得。

1963年、イギリス。
ケンブリッジ大学大学院で理論物理学を専攻するスティーヴン・ホーキングは、
あるパーティーで文学を専攻する女子学生ジェーンと出会う。
どちらかと言えば変人の彼にジェーンは好感を持ち、交際に発展。
スティーヴンは教授も一目置く天才ぶりを発揮し、順風満帆と思えた。

ところがちょうどその頃、スティーヴンの体調に異変が起きる。
病院へ運び込まれ、ALS(筋萎縮性側索硬化症)で余命2年と診断される。
運動ニューロンが冒されて、脳から筋肉への信号が伝わらなくなるこの病は、
じきに手足が動かなくなり、話すこともできなくなる。
脳は冒されないから思考は停止しないが、それを他人に伝えるすべはない。
医師からそう聞かされたスティーヴンは失意のどん底に。
友人ともジェーンとも会おうとせず、部屋にひきこもる。

しかしジェーンはスティーヴンや両親らを説得。
普通でなくていい、どうしてもスティーヴンと一緒に居たいのだと言い、結婚。
子どもにも恵まれ、宣告されていた2年を超えて生き続けるスティーヴン。
次第に身体が動かなくなり、日常生活に影響を来すが、
ジェーンに支えられて研究者としての実績を着実に積み上げてゆくのだが……。

ホーキング博士、現在73歳でご健在。生きたいと願えばこんなこともある。
身体が動かなくても口がきけなくてもユーモアを忘れない。
そのおかげで恋もひとつにはとどまらないのですね。
長年スティーヴンを支えたジェーンだって息抜きもしたくなるし、
自分を支えてくれる男性がほしくもなる。
そういうときがあっても、この夫婦はやっぱり凄い。

『レ・ミゼラブル』(2012)の歌声が圧巻だったエディ・レッドメイン。
この演技も圧巻です。主演男優賞に納得。

下卑た話で申し訳ないけれど、ビックリしたのはやはりアレ。
ALSでも男性機能はしっかり働くとは。
本能って凄いんだなぁと、いろいろ凄さに驚かされました。

で、これを観てから六甲道へ行く途中に香櫨園のパン屋さんに寄りました。
お店の駐車場はなく、周囲にコインパーキングもなし。
どうするべと悩んでいたら、路上にこんな看板が。
「路上駐車中のアイドリングは近隣住民の迷惑になります。
エンジンを切ってから買い物にお出かけください」。
これ、パン屋さんが出している看板ではありません。
なんと鷹揚な地域なんや!とウケました。いや、感動しました。
この心の広さはこの映画に通じる。なんてのはムリくりですね。(^^;

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『さいはてにて やさしい香りと待ちながら』

2015年03月19日 | 映画(さ行)
『さいはてにて やさしい香りと待ちながら』
監督:チアン・ショウチョン
出演:永作博美,佐々木希,桜田ひより,保田盛凱清,臼田あさ美,
   イッセー尾形,村上淳,浅田美代子,永瀬正敏他

『ソロモンの偽証 前篇・事件』を観た翌日、
友人の息子がJR六甲道近くのギャラリーでグループ展。
夕方それを友人と一緒に見に行く約束をしたので、仕事は休みを取り、
まずは朝からTOHOシネマズ西宮で映画鑑賞。

台湾映画はとても好き。
本作は思いっきり邦画ですが、監督は台湾期待の女性だそうで、
エドワード・ヤン監督の下で学んだとあればハズレなし。

東京から能登半島の寂れた海辺にやってきた吉田岬(永作博美)。
それは、両親が離婚するまで岬が暮らしていた場所。
まだ幼かった岬は母親についてゆき、父親の清水俊男(村上淳)がそこに残っていたが、
漁師だった俊男は8年前に海に出たまま行方不明に。
死亡したものと認定されたため、弁護士(イッセー尾形)を通じて
ボロボロの船小屋が岬に相続されたのだ。
岬は船小屋を改修すると、焙煎珈琲店“ヨダカ珈琲”をオープンする。

ヨダカ珈琲を見下ろす位置に建つ開店休業中の民宿には、
シングルマザーの山崎絵里子(佐々木希)と、
小学生の子ども・有沙(桜田ひより)と翔太(保田盛凱清)が暮らす。
絵里子は金沢の風俗店で数日働いては戻るという毎日をくり返し、
絵里子の祖母・由希子(浅田美代子)が入院中だから、
子どもたちは2人だけで過ごすことがほとんど。

いつも不機嫌な絵里子に、有沙は給食費の話もできない。
食事もろくに与えられず、翔太からひもじさを訴えられて、困り果てる有沙。
学校では貧乏貧乏とはやし立てられ、スーパーでは万引きの常習犯扱い。

そんなとき、岬が働く姿を見た有沙は、岬にお金を貸してほしいと頼む。
有沙の担任教諭・城山恵(臼田あさ美)からなんとなく話を聞いていた岬は、
お金なんて簡単に借りるものじゃないと有沙をたしなめる。
その代わり、ヨダカ珈琲できちんと仕事を覚えて働けば、給料を払うと言い……。

都会から離れた海辺の珈琲店だなんて、まるで『ふしぎな岬の物語』(2014)。
しかしこちらの珈琲店では「美味しくなぁれ」だなんて魔法はかけません。
世の中そう甘くないことをしっかり見せられ、
でも希望は皆無ではないのだということも見せてくれます。

佐々木希演じる母親・絵里子の酷さと言ったら、最初は嫌悪感のみ。
養育をほぼ放棄し、自分の留守中の食事として用意するのはカップ麺ばかり。
子どもへの小遣いとして机に置いた千円札は、絵里子が連れ込んだ男(永瀬正敏)がくすねるし。
そんな母親でも、一緒に居たいと願う子どもの健気なこと。
岬との出会いにより、少しずつほどけていく絵里子が○。

海辺を照らすほのかな灯り。
迷った人の心を優しく導くような作品でした。

それにしても、こんなに美味しそうなコーヒーを観ながら飲む、
劇場のコーヒーのまずいことよ。
コンビニのコーヒーがあれだけ美味しくなっているだけに、劇場も改良を求む。

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『ソロモンの偽証 前篇・事件』

2015年03月18日 | 映画(さ行)
『ソロモンの偽証 前篇・事件』
監督:成島出
出演:藤野涼子,板垣瑞生,石井杏奈,清水尋也,富田望生,前田航基,望月歩,
   佐々木蔵之介,夏川結衣,永作博美,黒木華,田畑智子,松重豊,小日向文世他
   
先週、ダンナが飲み会で遅くなる日、仕事帰りに109シネマズ箕面にて。
これがなんらかの割引のある日なら嬉しいけれど、
なぁんにもない木曜日、前売り券も買っていないから、久々の定価にて。

先月のいつだったか、1日限定で前後篇一気に上映していたことがありました。
どうにも都合のつかない時間帯でしたが、どの劇場も大盛況だったようで。
すでに後篇も観た人がうらやましい。

宮部みゆきの文庫本にして全6巻の原作は未読です。
できれば先に読みたかったけれど、なんとなく続き物は同月内に読みたい私、
3月中に6巻読む自信がなく、今月は手を出さずに鑑賞に至りました。
登場人物と主演女優が同姓同名ってどういうことよと思ったら、
史上最大規模のオーディションで主役を勝ち取った少女が本名を伏せて役名でデビューとは、
なんとも宣伝効果の大きな方法で。

東京の区立城東第三中学校。
かつてそこにかよっていた中原(旧姓・藤野)涼子(尾野真千子)は、
教師として母校に赴任することに。
初出勤の日、新任の校長である上野素子(余貴美子)の求めに応じ、
同校で「伝説」となっている「校内裁判」について語り始める。

バブルがはじける直前の1990年、大雪が積もるクリスマスの朝。
2年A組の藤野涼子(藤野涼子)と野田健一(前田航基)は、
学校で飼っているウサギの世話をするために早朝に登校。
そして、校舎脇の雪に埋もれた同級生・柏木卓也(望月歩)を発見する。

警察の調べにより、卓也は屋上から飛び降り自殺したと断定されるが、
後日、涼子や学校宛に卓也は自殺ではなく殺されたのだという「告発状」が届く。
多くの生徒の中から涼子が送り先に選ばれたのは、
おそらく涼子の父親・剛(佐々木蔵之介)が刑事だから。
剛とその部下の佐々木玲子(田畑智子)は校長の津崎正男(小日向文世)と相談。
生徒の不安を煽らないよう、この件は他言しないと決める。

しかし、告発状はマスコミにも送りつけられていた。
告発状で殺人犯として名指しされた大出俊次(清水尋也)の家にはマスコミが押しかけ、
気の荒い俊次の父親と揉めに揉める。
実は告発状の送り主は、俊次にいじめられていた三宅樹里(石井杏奈)と浅井松子(富田望生)。
問題が大きくなる様子を見て樹里はほくそ笑む。

一方、涼子らの担任・森内恵美子(黒木華)もまた告発状の受け取り人だとされていたが、
森内はそんなものは受け取っていないと主張する。
宛名に森内の名前が書かれているのに破り捨てられていた告発状が発見され、
森内は心ない教師として白い目で見られる。

マスコミに振り回されたうえに、カウンセリングという名目で佐々木から聴取される生徒たち。
生徒を守ると言いながら、学校は事件をまるでなかったことのように扱う。
一向に真実を明らかにしようとしない大人に業を煮やした涼子は、
卓也の友人だった他校生の神原和彦(板垣瑞生)と知り合ったのをきっかけに、
自分たちの力で事件を追求しようと決意するのだが……。

常々エンターテインメント性に富んでいると思っている成島出監督。
しかしなんだかこれは富みすぎていて、最初はちょっと違和感。
遺体の凍った顔を映し出したり、心霊写真もどきが出てきたり、
頭から血を流して這いつくばる市川実和子や、暗闇に顔を出す永作博美がホラー並みに怖くて、
ギョッとしつつ笑ってしまったシーンも。
ちょっとミーハーすぎやしないかと思うと同時に、
手をつけていなかった原作ですが、これを観たら気になって気になって。

で、数日前に読み始めました、原作を。
そうしたら、やっぱりエラかったです、成島監督。
原作からパッパッと必要最小限の部分を抜き取り、
登場人物がそれぞれ抱える心の闇や家庭の問題を上手く取捨選択、変更。
続編を観ずにはいられない1本に仕上げているんですねぇ。

涼子らの良き味方となるバスケ部顧問に松重豊
相変わらずいい味で光っています。
夏川結衣の外見のオバサン化がちょっぴり寂しい気もする今日この頃。
後篇も楽しみです。

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『愛して飲んで歌って』

2015年03月16日 | 映画(あ行)
『愛して飲んで歌って』(原題:Aimer, Boire et Chanter)
監督:アラン・レネ
出演:サビーヌ・アゼマ,イポリット・ジラルド,カロリーヌ・シオル,ミシェル・ヴュイエルモーズ,
   サンドリーヌ・キベルラン,アンドレ・デュソリエ,アルバ・ガイア・クラゲード・ベルージ
声の出演:ジェラール・ラルティゴ

前述の『おみおくりの作法』とハシゴ。テアトル梅田に移動して。

昨年3月に91歳で亡くなった巨匠アラン・レネ監督。
彼の遺作となったのが本作で、英国の劇作家アラン・エイクボーンの戯曲を映画化。

巨匠には申し訳ないのですが、私はこの監督がどうも苦手なようです。
苦手と言っても、別に「がんばってるアピール」があるわけじゃなし(笑)、
このユーモアのセンスが私に理解できないのだと思います。
コメディだと言われてもクスッとも笑えません。
去年観た『風にそよぐ草』(2009)など不愉快なぐらいで、
だからわざわざ本作を観に行くこともなかったのですが、
本当に苦手かどうか確かめてみたくなり。やっぱりムリでした。(^^;

イギリスのヨークシャー郊外に暮らす3組の夫婦。
開業医のコリンとその妻カトリーヌ。
ビジネスマンのジャックとその妻タマラ。
農夫のシメオンとその妻モニカ。
この3組のいずれにも浅からぬ関わりがあるのが教師のジョルジュ。

カトリーヌはかつてジョルジュの恋人だった。
ジャックはジョルジュと親友同士で、
モニカはジョルジュの元妻なのだ。

コリンはジョルジュの余命が長くても半年であることを知り、
それをポロリとカトリーヌに漏らしてしまう。
誰にも言わない約束が、カトリーヌの口から次々と伝わって、
すぐに3組の夫婦みんなが知ることに。

ジョルジュの最後の日々を素晴らしいものにしてやろうじゃないかと意気込むが、
ジョルジュが旅行を計画しているらしく、
また、その旅行相手としてカトリーヌとモニカが二股をかけられていると判明し……。

戯曲を意識してつくられたのか、舞台セットはとても面白い。
布張りの背景で、そこに映る山や木々の影。
扉の向こうに消えるときも、はらりと揺れる布の端。
シーンごとに挟まれる街並みのイラストもオシャレです。

ただ、やっぱり笑えない。まったく、全然、ちっとも。
初老のオッサンオバハンの妄想てんこ盛りで、
はいはい、好きに思ってはったらよろしいがなと言いたくなります。

いっさい姿を見せないジョルジュはモテモテの設定。
老いも若きもみんなジョルジュにとち狂う。
最後は孫ほどの年齢の少女にまで好かれて、
あぁ、レネ監督はこうありたかったのだなぁと。

こんな想像(妄想)をして、それをちゃんと映像化して、
それからお亡くなりになったのですから、きっと幸せだったことでしょう。
悲惨で絶望的な作品が遺作になるよりも、これでよかったのだと思います。
そう思えばニヤリ。

余談ですが、録りだめしておいた番組の中に、宇崎竜童が出演していたものがありました。
ごく最近、作った曲を妻である阿木燿子に聴かせて感想を求めたら、「いいの?」。
これはどういう意味なのかと不審がっていたら、
「あなたの遺作になるかもしれないのよ」と続けられ、「あ、はい」と作り直したとか。(^^;
宇崎竜童は現在69歳、まだまだ遺作にはならないようにしてくださいね。(^^)

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