根津美術館 ( 東京都港区南青山6-5-1 TEL 03-3400-2536 ) が新装なって10月7日に開館しました。
行こう、行こうと思っていましたが、やっと訪れることが出来ました。
新装の美術館は、日本の家屋を連想させる大屋根の建造物で、延べ床面積は4000㎡、美術館にふさわしい構造となっています。
また照明は8万個のLEDを使用し、展示品が熱や紫外線によって劣化しないようにするなど、近代的な設計もなされています。
那智瀧図、燕子花図 ( 尾形光琳 )など3点の国宝を含む、東洋の美と伝統を伝える収蔵品を展示する美術館が生まれ変わったといえるでしょう。
建物そのものも、なかなか見応えがあります。
金銅八角灯籠は752年、東大寺大仏の開眼供養の際に置かれた灯籠のレプリカ。後は根津美術館のカフェ。この先は日本風庭園となっています。
この美術館に付属した庭園は、起伏に富んでいて、茶室なども散在し、中央には池も拡がっています。
このような立派な美術館を新装するのに、財団法人の根津美術館がどのようにして費用を捻出したかと疑問に思っていました。
この宝飾時計は展示されていたものですが、他に20個ほどあった宝飾時計のうち、良いもの4つを残し、
15個ほどをオークションに掛けて売却したらしい。20億円程度で売れると思っていたものが、なんと34億円になったとか。
PENTAX K7 + TAMRON 17-50mm F2.8 で撮影
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