池袋駅東口、「ヤマダ電機 LAB I 日本総本店 池袋」が今年10月31日に開店しました。明治通りを挟んで「ビックカメラ池袋本店」と激突です。
「LAB I 日本総本店 池袋」は、もともと「三越 池袋店」だったところです。
「三越」といえば高級品を扱うデパートとして一世を風靡したものでした。栄枯盛衰が常とはいえ、寂しいものがあります。
昔の話になりますが、就職した記念にと、母親に連れられ、この「三越池袋店」で、注文服を仕立ててもらいました。
後にも先にも注文服というのはこの時しかありません。イージーオーダーは何回かありますが・・・。とても懐かしい思い出の店でした。
その「三越デパート」を改装した「LAB I 日本総本店 池袋」は「7000坪、150万点の品揃え」、「家電維新、この店を見ずして、家電は語れない」
と大宣伝しています。さらには、秋葉原電気街から池袋にお客さんを移動させるとも・・・。そういえば、秋葉原の電気街は最近元気がない気もします。
ところで、「ヤマダ電機 LAB I 」は、「総本店 池袋」が出来る前には、「ビックカメラ池袋本店」よりも奥50mほどのところに、
かなりの広さの店を開業していました。この時は、場所的な不利もあり、「ビックカメラ」の方が客が多く、後塵を拝していました。
でも私は、こちらの「LAB I」で昨年の10月から暮れにかけ、ビデオカメラ、液晶テレビ、ブルーレイディスクレコーダー、ノートパソコンなどを買いました。
その時、店員に「ああだ、こうだ」といいながら、値引き交渉を盛んにしました。
「LAB I」の店員は話を聞くと、「じゃあ、ちょっと主任に聞いてみますから」と言って奥に入っていき、しばらくして
「分かりました。現金値引きは出来ませんが、ポイントは、さらに10%ほど上乗せしましょう」ということが多かった気がします。
最近は、買い物をしていないのでどうなったか知りませんが・・・・。当時は、ずいぶん、店に裁量の余地が残されているんだなと思いました。
そういう値引きをしてもらうと 「価格.COM」 通販などよりも、ずっと安くなりました。
その店は、「日本総本店」が出来たら、すぐ近くなので無くなるのかと思っていたのですが、そちらも残っているのは驚きです。
ビックカメラは池袋を拠点としていて古くからあり、東武東上線を利用する私はずいぶん昔から利用していました。
やはり、カメラ店から出発したこともあり、カメラ・写真関係の用品はは充実した品揃えです。
また、パソコンの自作などについても店員の教育が良く行き届いていると思います。
池袋には「池袋本店」のほかに、「本店パソコン館」、「東口カメラ館」、「西口店」そして、「ビックカメラ アウトレット」と5店舗があります。
この「アウトレット」は豊島区道を挟んでやはり、「LAB I 日本総本店 池袋」と目と鼻の先にあり、
「店頭展示品」、「旧製品」、「在庫過剰品」、「下取り中古品」などなどを"激安"で販売する店のようです。
池袋を拠点としている”老舗 ”「ビックカメラ」も「ヤマダ電機 LABI」の猛攻を受けて防戦に努めているようです。
実際のところは、分かりませんが、「池袋は日本有数の家電の安い街」となりつつあるように私には思えました。
また、昨年の6月に地下鉄副都心線が開通し、西武池袋線、東武東上線と相互乗り入れとなり、「新宿」と「渋谷」が短時間で結ばれるため、
「池袋」は素通りされて、お客は「新宿」、「渋谷」に流れるという話がありましたが、「池袋」もどっこい頑張っているといえるでしょう。
FUJIFILM FINEPIX F200EXR で撮影
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