旅の二日目の昼食に、「佐渡の魚の素晴らしさを知るためにどうしても食べてもらいたい」と長男の嫁に連れられて
真野湾に面した「魚道場 長浜荘」を訪れました。
入るとすぐ右手に大きな水槽があり、ヒラメやサザエ、牡蛎、そしてナマコ、さらには白魚などが入っています。
はじめに白魚を食べました。生きたままの「踊り食い」です。小学4年生の男の孫は殺生はしたくないのか食べませんでした。
私の頼んだのは 「刺身定食(特上)」(2650円)、普通の刺身定食より1000円高いので、少しは良いネタが使われるだろうと無理をしました。
出てきたのは、予想を超えての素晴らしい刺身でした。まぐろ、ブリ、ヒラメ、イカの巻物、アワビの肝、アワビ、サザエ、牡蛎。
ふつうはハマチなのに、ブリというと近海で採れたものなのでコシがあるような気がします。ヒラメの刺身も珍しい。
アワビもサザエも刺身として食べたのは何年ぶりか?といったところ。コリコリしていました。牡蛎は加茂湖で採れたものでしょう。いやみが
がなく素直な味でした。イカのそうめんも生姜味で、なかなかの美味、イカの塩辛も手作りで絶品でした。そのため、大瓶のビールも進みました。
刺身定食と言いながら、鯖の味噌煮、海老の天ぷら、こんにゃくの煮付けなどが付いているのも、なかなかの気配りです。
高価な昼食となってしまうかなと思っていましたが、水槽のものを網ですくって料理する様子もみえ、新鮮で、素晴らしい料理に満足しました。
女房の食べた「海鮮丼」(1260円)も、なかなか充実していたようです。
佐渡の海の味覚を味わうのに、とても良いお店でした。