マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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観音寺町八幡宮毛付祭

2007年07月18日 07時43分18秒 | 大和郡山市へ
田植えが終わると農家の方はひと段落して野休みに入る。

ちょうどその頃は入梅の時期。

大和郡山市観音寺町の八幡宮では氏子らが集まり、田植えが無事に終了したことを奉告し、稲の生育を祈る毛付祭が行われる。

毛付祭は米や野菜を植えつけて秋の収穫を祈願する祭事。

「毛」とは農作物が立派に成長して立つという意味があり、農作物を生育栽培している状態で品評する会のことを立毛品評会と呼ぶ。

品評はその生育状態をみるということで「毛」をみるという。

昨夜から振り出した雨が降り続けるなか、祭典は薬園八幡宮の宮司を迎えて祝詞奏上、鈴祓いの舞などの神事が行われます。

毛付祭事を終えた氏子は拝殿でスルメを肴にして直会。

恵みの雨に感謝やなと語らっている。

(H19. 6.24 Kiss Digtal N撮影)