宇陀市室生区を流るる笠間川。流域は上から下へと下るにそって順に虫を追い払う虫送り行事が行われる。
小原の里は21日。呼び出し太鼓を打ち鳴らすと広がる田園に響き渡る。
それを合図に地区の人らは樹齢300年の桜樹の下に松明を持って登ってくる。
陽が落ちた境内では松明火を前にして虫送り祈祷の数珠繰りが始まります。
鉦を叩いて調子をとる。境内というもののお寺はない。
100年ほど前の火事で焼けてしまってからは復興されていない。
そのころはお寺に住職もおってな、虫送りの祈祷札もあったようだと話される。
さて、数珠送りを終えるやいなや持ってきた松明に火をつけると行列をなした虫送りが出発。
ドンドンと打つ太鼓を先頭に地区半周を練り歩きとんど場を目指す。
小原の水田には松明行列の篝火が残されていく。
昔しは抱えるほどの大きな松明ばかりだったが子どもらが持つようになり小さくなったが伝統行事はいつまでも続けていきたいとおっしゃる。
とんど場に到着すると次々と松明をくべていく。
夕闇に包まれた日暮れのとんど場。
10年ほど前は笠間川の東側だったが安全性を考慮して今の位置に変わったそうだ。
(H19. 6.21 Kiss Digtal N撮影)
小原の里は21日。呼び出し太鼓を打ち鳴らすと広がる田園に響き渡る。
それを合図に地区の人らは樹齢300年の桜樹の下に松明を持って登ってくる。
陽が落ちた境内では松明火を前にして虫送り祈祷の数珠繰りが始まります。
鉦を叩いて調子をとる。境内というもののお寺はない。
100年ほど前の火事で焼けてしまってからは復興されていない。
そのころはお寺に住職もおってな、虫送りの祈祷札もあったようだと話される。
さて、数珠送りを終えるやいなや持ってきた松明に火をつけると行列をなした虫送りが出発。
ドンドンと打つ太鼓を先頭に地区半周を練り歩きとんど場を目指す。
小原の水田には松明行列の篝火が残されていく。
昔しは抱えるほどの大きな松明ばかりだったが子どもらが持つようになり小さくなったが伝統行事はいつまでも続けていきたいとおっしゃる。
とんど場に到着すると次々と松明をくべていく。
夕闇に包まれた日暮れのとんど場。
10年ほど前は笠間川の東側だったが安全性を考慮して今の位置に変わったそうだ。
(H19. 6.21 Kiss Digtal N撮影)